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穀物のシルクロード
~Over the Gap of Food Supply~
◆食料危機
2050年までに、人口は90億人を超えるという予測(国連)
◆国連のリアクション
→国連ミレニアム開発目標にて言及。
「極度の飢えと貧困を撲滅」すべく、改善に向けた
取り組みを各組織に強く呼びかけている
◆「飢餓」と「肥満」のギャップ
→世界では8億人が飢餓状態(FAO)。
しかし世界では21億人が肥満状態(ワシントン大学)。
◆NASAが実現したいこと-CHALLENGE
食料の自給自足の実現に向けた、
各国の生産量や可能性の割り出しと可視化
背景
◆食糧安全保障
→2件の国連組織(食糧関連)で、ともに資金援助金額上位国。
世界の食糧危機改善に大きく貢献するリーダーとしての存在。
?WFP(国際連合世界食糧計画)拠出額世界第5位(2011-2015)
?FAO(国際連合食糧農業機関)分担金拠出額世界第2位(2014-2015)
◆発展途上国へのモノの援助
→食糧安全保障と同様、援助額上位国。
? ODA (政府開発援助)世界第4位(2013)
→これまでの日本は「カネ」や「モノ」
にフォーカスした援助だった。
日本国による
国際貢献の実情
「カネ」と「モノ」に加えて、「情報」の面からも
積極的なサポートを展開していきたい。
◆アクション
国際的支援のアプローチの多様化を実現することで、
「食糧の過不足のギャップ最小化」に向けた情報
プラットフォームを構築。
◆目的
未来の国際社会を担う世代の子ども達を中心に、
食糧危機に対するさらなる認知度(awareness)の向上。
穀物のシルクロード
画面イメージ
◆利活用しているオープンデータ
?国の位置情報
?穀物データ
?人口データ
?穀物の輸出量
?人口推移
→過去の推移と現状の確認、
未来の簡単なシミュレーションが可能。
◆国ごとの飢餓/肥満度
計算式: (生産量+輸入量-輸出量)/人口
=~20→飢餓
~40→やや飢餓
~250→標準
~350→やや肥満
それ以上→肥満
ヴィジュアルデータ概要
持続可能性
◆評価軸(KPI)
外部メディア掲載件数(空中戦の成果)
アクセス数(地上戦の成果)
◆今後の発展可能性
海水面温度の上昇によって生じる食糧生産影響を反映させる

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