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Ⅰ?理想の組織とは
理想の組織とは会議のない組織である
『経営者の条件』より抜粋
?これは誰もが仕事をするべき為に知るべきことを知り、仕事をするために必要なものを手にしているという内容を
言っているのですが、クリエイティブでもお互いに意思の疎通ができており、お互いがお互いを信頼していれば定例会議というのは
必要ないのではないでしょうか。
?「年中会議をしている組織は何も成し得ない組織である」とも述べられていますが会議は構造上の欠陥を補完するためのもので、
「会議は原則ではなく例外にしなければならない」とも書かれています。
「定例会議でお互いの行動や考えを把握する」という考え方も一理ありますが根本的なところを見ると、そうでもしなければならない程
お互いの関係が希薄なものであるということではないでしょうか。
クリエイティブの売り上げを伸ばす一つの施策としてメンタル面での強化、雰囲気作りを取り入れてみるのはいかがでしょうか？
幸福度の高い会社とは「顧客が満足し、社員が満足し、そしてポジティブな組織風土が形成されて業績向上している会社」とあります。
この条件に足りないものだらけな現状を変えていく為にはどうすればいいか、何から始めればいいか考える必要があると思います。
組織の変革を行い、組織の潜在能力を引き出す

Ⅱ?現状を分析する
?覇気が感じられるか？
?充実した顔をしているか？
?事務所の中で飛び交う言葉は？
?その言葉はネガティブなものではないか？
?仕事に関係のない話や、クライアントや上司、同僚に対する愚痴や陰口などを言っていない
か？
?会議の場や言葉だけやる気があるように装っていないか？
我々の日常を振り返ってみて、以下の質問に対しどう感じますか？
関西大学の教授の研究では、業績のいい上位15％の人とそれ以外の人ではメールで使用する言葉が違うということが発見されたそうです。
上位15％の人がよく使う言葉
?率直だ
?スムーズだ
?前向きだ
それ以外の人がよく使う言葉
?有意義だ
?なんとか
?特別だ
?厳しい
?面倒だ
?大変だ
?細かい
?悪い
?同じだ
業績が高い人は「ポジティブな言葉が多く、意欲が伝わってくる」が、そうではない人は「比較的ネガティブな言葉が多い」そうです。
業績が良いからポジティブな言葉を使うのか、ポジティブな言葉を使うから業績が良くなるのか、因果関係は分からないそうなのですが、
ネガティブな言葉を使用するより、意識的にポジティブな言葉を使用する習慣を付ける必要があると考えます。

Ⅲ?ポジティブな組織への変革
現状のネガティブスパイラルから脱却するため、またポジティブな逸脱により組織の能力を拡大するためには各人の意識の変革が
最重要課題であると考えます。
習慣的にネガティブな行動、言動が身についているものを矯正するために以下のようなルールを決め実践しポジティブな行動、言動の
習慣を身につけるのはいかがでしょうか。
?ポジティブな変革５箇条?（案）
①挨拶はしっかりはっきり元気良くする。
（出社時、外出時、退社時）
②終業時間中は不満を態度や口に出さない。
（意見がある場合は意見として発表する。）
③相手に何か伝えたいことがある場合は、相手の都合や立場に配慮し、伝え方を工夫する。
（問題点が改善されればいいだけで、感情をぶつけたり逆撫でする必要はない。）
④社内、社外問わず就業時間中に愚痴、陰口を言わない。
（ネガティブな言葉や雰囲気は伝染する。常に職場の雰囲気を良くすることを考える。）
⑤身の回り、事務所内、倉庫内等の整理?整頓を心がける
（気持のよい環境を作ることで、いい発想が生まれる。）
特に上記の５箇条でなくてもいいと思います。
良い方向に向かっていくべきかというのを皆で話し合い決めていくということが必要だと考えます。

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