Windows Azure
- 3. Windows Azure
AWS Platform
サービスの稼働設定
DB/アプリ/Web の基本設定
DB/アプリ/Web
OS の基本設定
OS
仮想マシン
ネットワーク
- 4. Windows Azureの構成
ロードバランサー Hosted service パーティション分割可能なデータ
ロード
Load バックエンド キーバリュー Relational
リレーショナル Reporting &
レポーティン
Worker Role Table データベース
バランサー
Balancer 処理 ストア Database グ、BI
Analysis
IIS
リバースプロキ Data
データ同期
シ、キャッシュ
Web Role
Webサーバー Synchronization
Web Server
Elastic 管理サーバー
VM Role
(増減自在) 分散
キャッシュ 分散キャッ
Caching
シュ
分散ストレージ
CDN配信 大容量ファイ ファイルシス アクセス権
Access
CDN Blob Drive キュー
Queue サービスバス
Service Bus
サービス ル格納 テム 管理
Control
Connect
VPN
- 5. コンピュートサービス
? 仮想マシンを提供するサービス
– AWSではEC2に相当
? スペックは5段階(XS/S/M/L/XL)
? 3種類のロール(役割?目的)
– Web IIS/.NETなどWeb向けセットアップ済みのVM
で、Webアプリ向け
– Worker バッチ処理やキュー処理向けのVMで各アプ
リのバックグラウンド処理やWin32アプリ向け
– VM 自前のHyper-V仮想マシンイメージで起動可能
? リモートデスクトップでアクセス可能
– アクセスすると普通のWindows Server 2008 / 2008
R2
- 6. コンピュートサービス
? Web / WorkerロールはOSやミドルウェアの
アップデートが自動
? 仕組みに乗っかる事で、仕様は縛られるが、
スケールアウトの設計が不要
– アプリケーションの開発のみに注力できる
– 設定ファイル一つで負荷に対応、増減可能
? PHP?Java?RubyなどのOSS連携も強化
? VMロールでIaaSとしても対応可能
– 既存のオンプレミスシステムを移植する事も可能
機材調達、設計、運用コストから開放される
- 7. ストレージサービス
? データ保管場所を提供するサービス
– 高い耐障害性、高い可用性を容量単位で提供
? 4種類のサービス
– ドライブ
? ドライブとして読み書き可能なNTFSファイルシステム
? AWSではEBSに相当
– ブロブ
? 画像、音声、動画などのメディア格納向け(最大1Tバイト)
? AWSではS3に相当
– テーブル
? 分散Key Valueストア
? AWSではSimpleDBに相当
– キュー
? メッセージキュー 各ロール間の通信など
? AWSではSQSに相当
- 8. SQL Azure
? RDBMSサービス
– AWSでのRDSに相当
– 管理が用意なSQL Server 2008 R2と同等のRDBMS
サービス
– SQL構文なども、ほぼそのまま使える
– 3重レプリケーションよる耐障害性
– フェデレーションによる柔軟な拡張
? オンプレミスのDBを容易に移植
? SQL Azure Data Sync
– オンプレミスと同期
? SQL Azure Reporting Services
– SQL Azureから帳票生成など
- 9. Windows Azure Connect
? クラウドと自社をつなぐVPN
– AWSではVPCに相当
– コンピュートサービスとオンプレミスネット
ワークの間を接続するVPN
– 専用ソフトウェアを用いてIPSecの対向接続
– クラウドアプリと自社アプリの連携が可能に
- 10. Hadoop on Azure (CTP)
? Bigdata処理用Map Reduceクラスタ
– AWSではElastic MapReduceに相当
– 巨大データの分析、ソート、統計計算ジョブ
を投入し、高速に分散処理可能に
? 参考値 10GBのソートサンプルが1分未満(Lサイ
ズ16台分散処理)
- 11. この他にも
? Windows Azure Traffic Manager
– グローバルロードバランシングを行い、大陸
間のサーバ同士で負荷分散、最寄りのセン
ターからレスポンスを返却して、レスポンス
を向上させる
? Azure Management API
– Azureの仮想マシンやストレージ管理、その
ものがAPIでコントロールでき、自動化が可
能
- 14. 例えば「ストレージ」だけ
? 手軽な大容量ストレージとして
– 画像?映像?開発資産などの長期保存先
? 拠点間の共有領域として
– 自社のファイルサーバの代わりとして
? ディザスタリカバリ
– オンプレミス環境のバックアップ
– 事業継続に不可欠なデータの格納など
? SDKを使って自社製品に活用
– .NET / PHP / Java / Ruby / Python / Objective-
C(iPhone) / Androidアプリから直接ストレージを
使えます。
特別なサーバなどを準備せずとも、データの共有
が行えます
- 15. 例えば SQL Azureだけ
? 既存SQL Serverアプリのデータで、Web
アプリを追加開発
– SQL Azure Data Syncでオンプレミスのデー
タをSQL Azureへ同期
– Webロールを使ってWebアプリケーションを
開発、公開
? ディザスタリカバリとして
– Data Syncがあれば、同期したデータで災害
時にも業務継続可能に
- 16. 例えば「コンピューティング」
だけ
? バッチ解析
– 長時間を要するバッチ解析を分散、並列で
? Webサーバとして
– 1台からスモールスタート
– アクセス規模に応じて容易にスケールアウト
できます。
- 23. インストールするもの
? Visual Web Developer Express
– Visual Studioが無くても、Azureのパッケー
ジングができます。
– .NET以外は日頃から使い慣れたエディタで
OK
VWDはパッケージツールとして使いましょう
? Azure SDK for .NET / Azure Tools
– .NET以外であれば、各言語向けSDKを追加で
インストールしましょう