Report asset pegged-crypto-currencies
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- 2. Agenda ● Stable coin List ● Growth rate(流通量, 上昇率) ● Research stable coin pickup ● How to issue stable coin?
- 3. Stable Coin List ● Stable Coin List ● CoinGecko 年次レポート（ja） ● CoinGecko 年次レポート（en）
- 6. Research Stable Coin Pickup ● Tether(USDT: 米ドル) ● TrueUSD(TUSD: 米ドル)
- 7. Tether(USDT) 発行元 Tether（香港） 通貨単位 USDT ペッグ 米ドル 比率 1:1 供給量 上限なし site home white-paper プロトコル Omni Layer protocol (bitcoin base: 2.0) 信頼性 低い（疑惑つき） コンセンサスアルゴ Proof of Reserves - テザーの新規発行のシステム - 準備金が必要、 ドル担保の仕組みはここにある。すごくシンプル - 準備金に対する存在証明の監査がとても大変そう。且つ TrueUSDの成長率はここにあると考えられ る - https://cryptoslate.com/tether-audit-fss-report-states-all-usdt-is-fully-backed-but-cant-prove-it
- 8. Tether(USDT) 課題、疑惑... ● Tetherを発行するテザー社が市場に流通している Tetherと同量のUSドルを保有していない ○ 資産の存在証明ができていない ○ 提携してるノーブル銀行（ NobleBank）破綻した、且つNobleBankはTetherとの提携を認めていない ■ カオス... ● 取引所のBitfinexがTetherをUSドルとの交換ではなく、テザー社から原価ゼロで入手していた ○ Bitfinexはテザー社の経営者が運営している取引所 ● ビットコインの価格操作疑惑 「全体として、我々はテザーが仮想通貨市場に多大な影響を与えていることを発見した。 テザーはビットコインの価格を安定および操作する目的で使われているようだ。 大量のテザーのトランザクションが記録された時間のうち 1%以下がビットコインの急激な価格上昇の 50％、 上位の仮想通貨の64％と関連づけられている。」
- 9. TrueUSD(TUSD) 発行元 TrustToken社（US） 通貨単位 TUSD ペッグ 米ドル 比率 1:1 供給量 上限なし site home white-paper プロトコル ethereum(ERC20:EIP20) 信頼性 高い（複数の銀行と提携） コンセンサスアルゴ Proof of Reserves - 資金が信託会社によって確認されると、その APIはTrueUSDスマートコントラクトに対して、 1対1の比 率でトークンを発行 - それらを手元のアカウントに関連付けられた Ethereumアドレスに送信するよう指示
- 10. ● 複数の銀行パートナーの法的に保護されたエスクロー口座にて管理されている。 ● トークン発行はTrust Token、資産管理は信託銀行（複数）という役割を分けている ● そのため、存在証明?信頼性?透明性を確保している。 ● 実際の監査報告内容は こちら Why did True USD growth up? トークンの『払い出し』と『換金』はどのように行っているのか ...？
- 11. 顧客 必要事項を入力?提出、 1Coin/1＄入金 TrustToken KYC/AMLチェック TrueUSDの信託会社へUSDを送金 送金したUSDが信託会社によって確認されると、その APIはTrueUSDスマートコントラクトに対し て、 1対1の 比率でトークンを発行 それらを手元のアカウントに関連付けられた Ethereumアドレスに送信するよう指示 顧客 Ethereumアドレスよりトークン取得（ TrueUSD） TrueUSD(TUSD) ? トークン払い出しフロー
- 12. 顧客 ユーザーはTrustToken社のコントラクトアドレスに TUSDトークンを送り返す TrustToken コントラクトアドレスへ入金確認 入金確認後、信託会社に通知 ユーザーの口座への銀行振り込みを開始 顧客 現金取得 TrueUSD(TUSD) ? 換金フロー
- 13. TrustToken KYC（本人確認） / AML（資金洗浄）の要件を満たしていない場合は、 TrueCoinの償還をブロックす る どのタイミングでこのブロックが発火するかは未調査 ... TrueUSD(TUSD) ? ブロックフロー
- 14. How to issue stable coin? ● 信頼?透明?安全性の確保がとても重要 ○ 顧客口座管理、KYC/AML等のブロック制御、現金口座とトークン口座との連携 ○ 資産の存在証明 ○ コントラクトの監査 ○ 法整備や金融庁対応
- 15. ● 前払式支払手段、資金移動業、仮想通貨交換業などの規制が関連する How to issue stable coin? ? 前払式支払手段 ? ポイントや電子マネー等 ? 払い戻しできないという性質がある ? 資金移動業 ? 個人間送金等、資金を両者間で移動するもの ? 取引額に制限がある（ 100万） ? 滞留送金額分の資産を保持する必要がある ? 仮想通貨交換業 ステーブルコインの関する要件を弁護士と詰める必要がある。金融庁等への説明も前例が少ないため、これらの解釈が難しい。 ※ LCNEMは前払式支払手段（プリペイド式）で資金移動を Kayshが行っている
- 16. How to issue stable coin? ● Use Case / potential ○ 1. 暴落時の退避先として（現状これがメイン） ■ 既存のステーブルを取り扱う場合 ■ 独自の通貨を発行する場合 ○ 2. 個人間送金?店舗での支払い...xxxの支払い ○ 3. 企業間決済
- 17. ● 1. 暴落時の退避先として ○ 既存のステーブルコインを取り扱う場合 ■ ステーブルコインを取り扱うためのTips How to issue stable coin? ジェミニドル（ Gemini Dollar/GUSD）とは... ? 仮想通貨取引所Gemini（ジェミニ）が発行しているステーブルコイン ? 仮想通貨取引所Gemini:「0.1%」 ? 仮想通貨取引所 Huobi:「78.6%」 ? 「ジェミニドル（ Gemini Dollar/GUSD）」の「78.6%」がHuobi（フォビ）のウォレットに保管されている ? 4種類のステーブルコインの利便性を高めるためのソリューション ? 「Huobi USD (HUSD)」を実装している ? ユーザーは入金したステーブルコイン以外のステーブルコインでも出金を行うことも可能 ? こういった形で差別化を図り、他社で発行されたステーブルコインを巻き込んで、ユーザー?保有額を確保している
- 18. ● 1. 暴落時の退避先として ○ 既存のステーブルコインを取り扱う場合 ■ ステーブルコインを取り扱うためのTips How to issue stable coin? Basketing?StableSetについて ? 複数のステーブルコインへ Exchangeさせることにより、リスクの分散化を行えるプロコル ? ステーブルコインは法定通貨等にペッグされているため、中央集権化している ? 発行主体が破産した場合、自分の資産が消える可能性がある この課題に対応するプロトコルとして、 Basketing?StableSetというのがある。
- 19. How to issue stable coin? ● 2. 個人間送金?店舗での支払い ○ 独自通貨の発行 ■ 難易度はとても高い ■ 仮想通貨を決済利用する場合 ● 加盟店側も決済できるようなエコシステムを構築する必要がある ■ 個人間送金のためにステーブルコインを発行するメリットは薄い
- 20. How to issue stable coin? ● 3. 企業間決済 ○ ブロックチェーンを導入するメリットは？ ■ 法定通貨決済に比べて手数料が安い ● 現金で億単位を送金すると数十万?数百万かかる ● 仮想通貨だと数円、もしくは０円 ■ 給与の支払いは少し無理がある？
- 21. 銀行 Blockchain 企 銀行口座 （社員）銀行口座 企業口座 企 企 企 企 企 企 企企 換金：給与 ● 分別管理的思考 社 員銀行口座 （企業） 換金 ● ブロックチェーンを導入するメリットは？ ○ 法定通貨決済に比べて手数料が安い ■ 現金で1億送金すると数百万かかる？ ■ 仮想通貨だと数円？ ● 給与の支払いは少し無理がある 口座 換金 償却 入金 企 発行
- 22. How to issue stable coin? ? 纏め 暴落時の退避先としての需要はありそう 。そもそもStableCoinは、仮想通貨のボラティリティーの課題を解決するために作られたも の 。理想としては、顧客がデポジット先（各電子マネー）を選択できると、ユースケースや将来的なスケールの幅が大きくなるかもしれな い。 ? 所感 このレポートには記載はないが、 StableCoinではなく、STOを基盤において、 StableCoinを検討した方が幅が広がる と思う。 とくにToB向けで、資金調達のキャッシュフローから仮想通貨が入り込むことができれば、 企業間決済のメリットが向上する
- 23. Decentralized Financial System STO and StableCoin
- 24. ? Bibliography ○ CoinGecko 年次レポート（ja） ○ CoinGecko 年次レポート（en） ○ marketing analysis of cryptocurrencies ○ J-COIN構想 ○ Mapping The Decentralized Financial System ○ awesome-decentralized-finance ○ tether.to ■ Tether-White-Paper ○ trusttoken ■ TrustToken-White-Paper ○ ジェミニドルの流通量「約 80%」がHuobiに｜集中化 ○ solution-on-Huobi-Global Decentralized Financial System STO and StableCoin