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「キリスト?イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、
召されて使徒となったパウロから」
-ローマ人への手紙1:1
Part. 2
著者
? キリスト?イエスの僕
? 神の福音のために選び別たれ
? 召されて使徒へとなった
? パウロ (旧名サウロ)
? 血で買い取られた自由(義)の
奴隷
?人(悪)の奴隷
? 世からの分離
? 私たちの任務
伝えること:教えと証とによって
? 「小さき者」
1節
著者の紹介の中に、キリストわれらの義のメッセージが表示されている。
福音の実体:イエス?キリスト
? 約束の成就(創3:16)
? 完全な人性 - 私たちの完全な模範。勝利への希望。
? 完全な神性(死と復活) - 私たちは罪に対して死に、そのお方に
よって命のうちで復活し、御力によって神の御子と定められる。
2節
3節
4節
イエスが私たちのために死なれ、そのお方を信じることによって生きるということが、
「信仰による義」の初めであり、終わりである。
読者
? 信仰による従順 - 正しい信仰とは、従順の伴う信仰であり、これが
私たち伝えるよう召されたメッセージである。
? 彼らの中にあって召されて - 罪と世にいたが、そこから分離する
? イエス?キリストに属するものとなったのである - そのお方の奴隷
5節
1節で示されたメッセージはパウロに限られるのではなく、読者である私たちにも完
全に同じくあてはめられる。
6節
「ローマにいる、神に愛され、召された聖徒一同へ。
わたしたちの父なる神および主イエス?キリストから、
恵みと平安とが、あなたがたにあるように。」
ローマ1:7
Part. 3
? パウロはまだローマを訪れたことがなかった。
? パウロはローマ書を送ったのち、エルサレムに戻らなければならなかった。
聞く人の心を開く言葉
? 励まし
? 祈り
? 訪問することの願い
? 霊的賜物を分け与えることの願い
? 兄弟対兄弟としての姿勢
? 訪問できなかった理由
? 宣教の任務の認識
? ローマに対する責任の認識
8節
9節
10節
11節
12節
13節
14節
15節
「言葉は命に至る命の香りともなれば、
死に至る死の香りともなる。」
ーキリストの実物教訓337頁
「真理を語った人の態度いかんによって、
真理を受け入れるか拒むかを決定する魂もある。」
ーキリストの実物教訓336頁
「わたしたちの言葉を完全にするように努めなければならない。
聞く人の心を引きつけるような方法で、神の言葉を語らなければならない。」
ーキリストの実物教訓336頁
クリスチャンの言葉
「真理は、ゆっくり、明瞭に、厳粛に語り、しかも、それ
は、その扱っている問題の重要性にふさわしい熱誠の
こもったものでなければならない。…わたしたちは、快い
音声で話し、間違いのない正しい言葉を用い、親切で
礼儀にかなった言葉を使うようにしなければならない。
やさしい親切な言葉は、魂にとって、露のようなもの、静
かに降る雨のようなものである。聖書にも、キリストには、
『気品がそのくちびるに注がれて』いたから、『疲れた者
を言葉をもって助けること』がおできであったとしるされ
ている。また、『いつも…やさしい言葉を使いなさい。』
『聞いている者の益になるようにしなさい』と、主はお命
じになるのである。」ーキリストの実物教訓336頁
「わたしたちは、キリストに従う者として、互いのクリスチャン生活の助けとなり、
励ましとなる言葉を語るようにしなければならない。」
ーキリストの実物教訓338頁
「おりにかなって語る言葉は、銀の彫り物に金のりんごをはめたようだ。」
ー箴言25:11
両親の最大の義務
「子供たちに、正しい言葉使いを教えることは、親の務めである。この修練を行う一
番よい学校は、家庭である。子供たちには、幼い時から、ていねいで愛にあふれた
言葉を両親に向かって、またお互いの間で、使うように教えなければならない。そし
て、柔和で真実で純潔な言葉だけを、くちびるから出すべきことを、教えなければなら
ない。両親自身が、日毎にキリストの学校で学ぶ者となっていなければならない。そ
うすれば、『非難のない健全な言葉を用い』るように、自ら模範を示しながら、子供た
ちに教えることができる。これは両親の最も重大な責任の1つである。」
ーキリストの実物教訓337頁
悪い言葉
「一言でさえも、無分別に言ってはならない。キリストの弟子の口からは、
悪口や不真面目な話や、つぶやきやけがらわしいことを思わせる言葉が
出てはならない。使徒パウロは、聖霊に動かされて、?悪い言葉をいっさ
い、あなたがたの口から出してはならない?と言った(エペソ 4 :2 9 )。悪
い言葉というのは、よこしまな言葉だけを言うのではない。それは、聖なる
原則と清く汚れのない信心に反する表現をさしている。これは、不潔なこ
とを暗示したり、ひそかに悪をほのめかしたりすることをも含んでいる。こ
れらのことは、直ちにしりぞけないならば、大きな罪におとしいれるもので
ある。」ーキリストの実物教訓337頁
「曲った言葉をあなたから捨てさり、よこしまな談話をあなたから遠ざけよ。」
箴言4:24
「心のさとき者は戒めを受ける、むだ口をたたく愚かな者は滅ぼされる。 」
箴言10:8
「愚かな者の口は自分の滅びとなり、そのくちびるは自分を捕えるわなとなる。 」
箴言18:7
鋭い厳しい言葉
「人の誤りを正し、改めさせようとする
場合、言葉に気をつけなければならない。
…人を譴責したり、勧告したりする時に、
傷ついた魂をいやすのにはふさわしくな
い、鋭い厳しい言葉を出す人が多い。こ
のような思慮に欠けた発言によって、心
を傷つけ、誤った人を反抗的にさせるこ
とがよくある。真理の原則をのべ伝える
ものは、すべて、天からの愛の油を受け
る必要がある。」
-キリストへの実物教訓337頁
「つるぎをもって刺すように、みだりに言葉を出す者がある、
しかし知恵ある人の舌は人をいやす。」
箴言12:18
「優しい舌は命の木である、乱暴な言葉は魂を傷つける。 」
箴言15:4
「教会が弱いのはこのためである。平気で批評非難をする者が多い。邪推、しっ
と、不満の精神などを口にすることによって、彼らは、サタンの配下となる。彼らが
自分の行為に気づく前に、サタンは、彼らを用いて目的を達している。すでに悪い
印象は与えられ、暗い影は投げられて、サタンの矢は、目標に当たったのである。
こうして、キリストを受け入れたはずの人々が、疑惑と不信と無神思想をもつに
至った。一方、サタンの側で働いた人々は、彼らの感化によって懐疑主義におち
いり、神の譴責と懇願に対して心をかたくなにしてしまった人々を満足げにながめ
る。彼らは、自分たちを、その人々と比較して、自分たちは、徳もあれば、ただしく
もあるとうぬぼれる。しかし、実は、彼らの舌が無分別に語り、心が反逆的であっ
たために、このような哀れな品性の破壊者が現れるに至ったのに気づかない。こ
の人々が誘惑に負けて堕落したのは、彼らの感化によったのである。」
ーキリストの実物教訓341頁
箴言:口の門守
言葉が多ければ、とがを免れない、自分のくちびるを制する者は知恵がある。10:19
言葉の軽率な人を見るか、彼よりもかえって愚かな者のほうに望みがある。 29:20
さとき人は知識をかくす、しかし愚かな者は自分の愚かなことをあらわす。12:23
口を守る者はその命を守る、くちびるを大きく開く者には滅びが来る。 13:3
正しい者の心は答えるべきことを考える、悪しき者の口は悪を吐き出す。15:28
曲った心の者はさいわいを得ない、みだりに舌をもって語る者は災に陥る。17:20
言葉を少なくする者は知識のある者、心の冷静な人はさとき人である。 17:27
愚かな者も黙っているときは、知恵ある者と思われ、
そのくちびるを閉じている時は、さとき者と思われる。17:28
口と舌とを守る者はその魂を守って、悩みにあわせない。 21:23
箴言:人のよしあし
隣り人を侮る者は知恵がない、さとき人は口を噤む。 11:12
人のよしあしを言いあるく者は秘密をもらす、心の忠信なる者は事を隠す。 11:13
偽る者は争いを起し、つげ口する者は親しい友を離れさせる。16:28
人のよしあしをいう者の言葉はおいしい食物のようで、腹の奥にしみこむ。18:8
隣り人と争うことがあるならば、ただその人と争え、
他人の秘密をもらしてはならない。 25:9
たきぎがなければ火は消え、人のよしあしを言う者がなければ争いはやむ。 26:20
箴言:怒り
愚かな人は、すぐに怒りをあらわす、
しかし賢い人は、はずかしめをも気にとめない。12:16
怒りやすい者は愚かなことを行い、賢い者は忍耐強い。 14:17
穏やかな心は身の命である、しかし興奮は骨を腐らせる。14:30
争いに関係しないことは人の誉である、すべて愚かな者は怒り争う。20:3
争い怒る女と共におるよりは、荒野に住むほうがましだ。 21:19
愚かな者は怒りをことごとく表わし、知恵ある者は静かにこれをおさえる。 29:11
怒る人は争いを起し、憤る人は多くの罪を犯す。29:22
ルターの言葉
「全市は、この驚くべき人物を見ようとわきかえり、
まもなく、彼の宿舎には訪問者が殺到した。…しか
し彼は、ゆるがぬ冷静さをもって彼らに面会し、だ
れにでも、威厳と知恵をもって答えた。彼の態度
はしっかりしていて、勇敢であった。…厳粛で真剣
な彼の言葉には、敵でさえ全くたちうちできない力
があった。…ルターは、激しさや感情をまじえぬ落
ちついたけんそんな調子で答えた。彼の態度は遠
慮がちで、礼儀正しかった。…すべての者にキリス
ト者の威厳と冷静さをもって答えた。彼の言葉に
は、高慢や激しい感情や誤り偽りなどは1つもな
かった。」ー各時代の大争闘154-161頁
「このような欠点は、
正すことができるものであるから、
是非とも直さなければならない。」
ーキリストの実物教訓335頁
「わたしたちは、完全な模範であるイエスをながめ
なければならない。そして、聖霊の助けを仰いで、
神の力によって、完全な働きをすることができるよう
になるために、すべての器官を発達させるように努
めなければならない。…偉大な思想、高貴な抱負、
明確な真理の理解、無我の精神、敬虔と清めに対
する渇望などは、当然言葉となってあらわれ、心の
中に秘められた宝がどんなものであるかを示す。こ
うして、キリストが、わたしたちの言葉にあらわされ
る時に、その言葉は魂をキリストに導く力を持つよ
うになるのである。」ーキリストの実物教訓335頁
「わたしには、ギリシヤ人にも未開の人にも、
賢い者にも無知な者にも、果すべき責任がある。 」
-ローマ人への手紙1:14
ローマ書研究:第1章
? 2019 International Missionary Society, Seventh-day Adventist Church, Reform Movement, Japan Church
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