ICSE 2017 勉強会 To Type or Not to Type: Quantifying Detectable Bugs in JavaScript
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ICSE 2017 勉強会にて発表した際の資料 https://sites.google.com/site/sereadings/icse2017-reading
![評価 GitHubにあるJavaScriptプロジェクトから，
ランダムに400のバグを選択
Flow 0.30または，TypeScript 2.0を用いた結果，
バグはどれだけエラー報告されるか
?FlowおよびTypeScriptの型チェックに
よって，15%のバグを防ぐことができた
?型チェックで検出できなかったバグのうち，
55%は仕様の実装ミスに起因するエラー
?2番目に多かったのは，間違ったURLなど，
文字列の内容のミスによって発生するエラー
(Fig. 6)
(Fig. 7)
Research Question:
Weitzら[1]によって
文字列型に対する
型システムについて
研究が行われている
[1] K Weitz et al.
“A type system for format strings”
ISSTA 2014](https://image.slidesharecdn.com/2017-08-23-icse24-2-190212102603/85/ICSE-2017-To-Type-or-Not-to-Type-Quantifying-Detectable-Bugs-in-JavaScript-4-320.jpg)
![[GrapeCity Web TECH FORUM 2018]グレープシティJavaScript製品のご紹介 活用のコツと開発のポイント](https://cdn.slidesharecdn.com/ss_thumbnails/grapecity-webtechforum20181207-181225045631-thumbnail.jpg?width=560&fit=bounds)
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Editor's Notes
- #2: 本研究では，静的型システムがコード品質に与える影響を調べます． 影響調査を行うため，バグを含むJavaScriptのコードに対して静的型付けを行い，静的型チェッカーを実行そ，エラー報告したバグの割合を調査します． 所感としては， ただ，研究テーマとしては，
- #3: まずはじめに，動的型付け言語としてJavaScriptという言語があり，この言語はWebアセンブリとして人気の言語です． この言語に対して静的型付けを行うための言語が幾つか存在します． このような言語の静的型システムを用いることによって，バグがどのくらいの割合で開発者に報告されるのかを調査します． 調査のために，JavaScriptに対して，段階的に型付けできる静的型システムを用いて，バグを含むJavaScriptのコードに対して型付けし，型チェックを行います．
- #4: 調査を行うための実験は3つにわかれています． はじめに，Github上にあるJavaScriptで書かれたプロジェクトから，バグを集めてきます． バグ収集では，IssuePageとCommit Logを用いてバグを含むプログラムを特定します． 収集したバグを含むコードに対して，手動で型付けを行っていきます． そして，型付けを行ったプログラムに対して型チェックを行い，バグを報告するかどうかを確認します
- #5: 評価では，静的型付け言語であるFlowとTypeScriptによって型付けした結果，バグはどれだけエラー報告されるかを確認しています． GitHub上にあるJavaScriptプロジェクトからランダムに400のバグを選択し，型付けを行った結果，15%のバグを型チェックによって発見することができました． また，型チェックによって検出できなかったバグのうち，55%は仕様の実装ミスに起因するエラーでした． また，2番めに多かったのは，間違ったURLや不正なSQLクエリ等の文字列の内容のミスによって起因するエラーでした． これはString型が静的型システムに対して不透明であることに起因しているのですが，これについてはWeitzらによって研究が進められているとのことでした．