![[DO02] Jenkins PipelineとBlue Oceanによる、フルスクラッチからの継続的デリバリ](https://cdn.slidesharecdn.com/ss_thumbnails/do02-170616023407-thumbnail.jpg?width=560&fit=bounds)
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- 2. LabVIEW NXG Training Course 2 DAQmx LabVIEW NXG はデータの集録と解析が開発環境に統合されている点が、過去の LabVIEW との大きな違いです。そこでこのセッションでは、 DAQ デバイスを LabVIEW NXG で使用してデータ収集を行う方法を紹介します。 DAQmx プログラミングについての詳細を紹介するにはとても 1 セッションでは間に合わ ないため、詳細は別のトレーニングで紹介します。
- 3. LabVIEW NXG Training Course 3 DAQmx ドライバのインストール LabVIEW NXG で DAQ デバイスを使用するためには、 DAQmx ドライバをインストー ルします。 NI Package Manager を立ち上げ、 DAQmx をインストールします。
- 4. LabVIEW NXG Training Course 4 System Designer LabVIEW NXG の大きな特徴の一つは System Designer です。 System Designer では、パソコンに接続された計測器や DAQ デバイスを自動認識し、ドキュメ ントやサンプルの参照、測定タスクの作成が行えます。 ライブビュータブは、パソコンに接続されるハードウェアの状態をリアルタイムに表示します。
- 5. LabVIEW NXG Training Course 5 System Designer - 設計 設計ビューではキャンバス上に、システム構成を描くことができます。これにより、プロジェク ト内でシステム構成をドキュメント化できます。 PC や Web サーバ等にはソフトウェアを 追加することができ、この画面からアプリケーションのビルドや実行も可能です。
- 6. LabVIEW NXG Training Course 6 測定パネル 最も簡単な手順で、アナログ連続集録のアプリケーションを作ります。 System Designer からデバイスを選択し、構成ペーンから測定パネルを作成 》 アナログ入力 を選択します。
- 7. LabVIEW NXG Training Course 7 アナログ入力タスクの作成 先ほどの手順で、「アナログ入力 .task 」が作成されました。 タスクは箱のイメージです。タスクの中に、様々な設定のチャンネルをいくつも入れることが できます。サンプリング周波数やトリガの設定などは、タスクに対して行います。つまりタス クに追加されるチャンネルは、すべて同じサンプリング周波数になります。 一部を除き多くの DAQ デバイスでは、 1 デバイスが作成できるきアナログ入力タスクは 1 つです。つまりチャンネルが複数あっても、同じサンプリング周波数での集録になります。 タスク ? SamplingRate = 1kHz ? Sample Number = 500 ? Trigger = None チャンネル ? ai0 ?電圧 ? +/-10V チャンネル ? ai1 ?熱電対 ? 0-300℃ チャンネル ? ai2 ?電圧 ? +/-2V
- 8. LabVIEW NXG Training Course 8 タスク構成画面 タスクを作成すると、すぐに集録の結果がグラフに表示されます。設定を変更すると、結 果は即グラフに反映されるので、最適な設定を素早く見つけることができます。 現在すでにタスクには「入力 0 」というチャンネルが存在します。もう 1 つチャンネルを追 加します。新規入力を作成を選択します。
- 9. LabVIEW NXG Training Course 9 チャンネルの追加 集録データは電圧だけでなく、電流や熱電対などを選択できます。今回は電圧を選択 します。構成ペーンのチャンネルタブで、チャンネルの設定をそれぞれ変更できます。 ai1 を選択し、 OK ボタンを押してチャンネルを追加します。
- 10. LabVIEW NXG Training Course 10 タイミングの設定 続いてデータの集録タイミングを設定します。構成ペーンのタスクタブからタイミングを開 き、タイミングを自動管理のチェックを無効にして以下の設定に変更します。 ● 必要なサンプルレート : 1kHz ● 読み取るサンプル数 : 500S タスクは 1 秒間に 1000 ポイント集録します。読み取るサンプル数は、 DAQmx ドライ バが PC 上で使用できるバッファサイズを決定します。詳しくはこちらをご覧ください。
- 11. LabVIEW NXG Training Course 11 データキャプチャ 記録またはフレームをキャプチャ、グラフを右クリックして選択されたデータをキャプチャを 選択して、データをキャプチャします。キャプチャされたデータはナビゲーションペーンからアク セスすることができます。 CSV ファイルへ出力したり、上級解析ライブラリ API のデータソ ースとして利用することができます。
- 12. LabVIEW NXG Training Course 12 VI からのタスク呼び出し プロジェクト項目から、作成した「 *.task 」を VI のダイアグラム上にドラッグアンドドロップ すると、タスク入力と DAQmx 読み取り関数が自動作成されます。これを While ル ープで囲むことで、連続で電圧を読み取る VI を作成することができます。 【蛇足】 「継続時間」に違和感をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。 DAQmx 読み取り 関数は、継続時間経過毎に値を返します。構成ペーンの読み取り元をサンプルに変更 することで、以前のようにサンプル数での指定が可能です。
- 13. LabVIEW NXG Training Course 13 より効率的なプログラミング 今回紹介した方法は簡単に電圧集録プログラムが作成できる反面、プログラムの実行 時に使用するチャンネルを選べないなど、機能の不足があります。より機能的、パフォーマ ンスに優れたアプリケーションを開発するためには、 DAQmx 関数を使用して開発を行 っていきます。詳細は別のトレーニングで紹介します。