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ブログとメディアと?
コンテンツの話
はてなブログ編集部
シニアエディター?
毛利勝久
自己紹介
id:mohritaroh
はてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/
角川インターネット講座 (5)
ネットコミュニティの設計と力 つながる私たちの時代
近藤淳也(はてな会長)監修?
2015年8月刊行
2011年11月リリース
http://staff.hatenablog.com/entry/2011/11/07/161845
Global pulse
https://blog.twitter.com/2011/global-pulse
新はてなダイアリーの裏側
http://www.slideshare.net/onishi/ss-9726535
ブログとメディアとコンテンツの话
「书き残そう、あなたの人生の物语」
ソーシャル
モバイル
ストーリー
駆け出しからプロブロガーまで
http://blog.hatena.ne.jp/-/special/challenge/
「メディア」はもう古い。
これからは「コンテンツ」
ブログとメディアとコンテンツの话
–かまやつひろし「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
ブログとメディアとコンテンツの话
http://editor.hatenastaff.com/

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Editor's Notes

  1. こんにちは。さきほどから名前が何度か挙がっていますが 「はてな」から参りました。毛利と申します。もともと出版をやっておりましたが、ややあって、現在、はてなブログの編集部におります。
  2. はてなでは、以前から「はてなダイアリー」というブログサービスを提供してきました。リリースは、2003年1月です。先月、13年目に入りました。 国内のブログサービスとしては、最古参の部類に入るかとおもいます。
  3. このため、はてなのブログサービスといえば、かなり歴史あるものと感じていただいています。 ブログによるコミュニティ形成にも関与し、このような本も刊行されました。
  4. 一方で、その当時の「ブログ」は、それほど注目される状況ではありません。 良く言えば、安定して利用され続けている古典的なWeb 2.0サービスとして、 目新しい動きが起きる場所ではないと、認識されていたようにとおもいます。 そんな中、なぜ「はてなダイアリー」の後進となる新しいブログサービスを立ち上げたのか。
  5. 当时の奥别产サービス状况としては、罢飞颈迟迟别谤ブームだったことを记忆されている方も多いかとおもいます。震灾后、さまざまな情报、言説が罢飞颈迟迟别谤上に流れ、ネットで着名な方が积极的に利用し、ひとつの言论プラットフォームとしての立ち位置を确立しました。
  6. 当時のサービスディレクターである大西は、リリース直前のYAPCでこのような発表をしています。この資料には「ちゃんとした文章を書き残したい」という言葉が見えます。140文字制限のあるTwitterのようなミニブログ?マイクロブログ全盛期だからこそ、むしろ「今だからこそ、ブログを作る意味がある」と考えたそうです。 140文字では言い足らないことはたくさんある。長文は再評価されるべき。 と考えたそうです。ちなみにリリース当時は私は入社前でしたので、 ふつうに「なぜ、いまごろウェブログを?」と感じていたことを覚えています。
  7. そういった機能面、また印象の違いなどではなく、両者の大きな時代的な違いとしては 「ソーシャルメディア」と「モバイル(スマートフォン)」の対応が挙げられます。
  8. 「ソーシャルシェア」「モバイル」の2つをはてなブログの時代的な特徴として挙げました。 この2つが、もう1つの時代的な特徴を産みました。それが「ストーリー」です。 現在でもサービスのフッターに表記していている、はてなブログのキャッチフレーズがあります。 モバイルでソーシャルシェアを楽しむことが一般的になってきたことで、 逆に、ブログへの回帰、ブログ的なコンテンツの見直しが起きてきました。 モバイルとソーシャルの組み合わせが便利すぎて、プラットフォーム化したことにより、 単にコミュニケーションの場所ではなく、コンテンツを消費する場所になってきたことで、 優れたコンテンツ、面白いストーリーが必要とされるようになったのです。
  9. 现代のブログは、「ソーシャル」「モバイル」「ストーリー」この3つによって支えられています。
  10. はてなブログは、はてなダイアリーが最も利用されていたときの約2倍の規模になり、さらに急成長しています。 このため、旧来のはてなのイメージになかった、さまざまなユーザーにご利用いただくサービスになっています。 1つは、これまでならWordPressを利用していたような、いわゆる「ブログ飯」を志向するプロブロガーの方。 もう1つは、これまでならアメブロを利用していたような、初めてブログを立ち上げるような初心者の方々です。。 プロフェッショナル向けのコンテンツの配信プラットフォームとしての利用にも十分に耐える機能を持ちながら、 ITに馴染みのない初心者が手始めに何か長文を書きたいときに手軽に利用できるサービスとなっています。
  11. はてなブログMediaのような支援サービスもあり、メディアを立ち上げるハードルは低くなっています。 個人でも、はてなブログProやWordPressを使ってメディアを運営することが可能になっています。 現在では、メディアそのものよりも、そこに掲載するコンテンツについて考えることが重要になっています。
  12. 必然的に私達の仕事は、ただ人気やPVがあるブログに注目するということではなくなりました。 いかに「愛」がある記事を書いているか、どれだけ本気の「好き」や「夢中」があるのか。 そういった魅力的な「ファン」を探しだすことが、ブログビジネスの成功を担っています。 一般的には、その商品の「ファン」の言葉が最も信用できる、ということになるでしょう。 「ファンになる」という行為が素晴らしいことは、愛が伝播することです。 ファンになっている人の素晴らしさを見て、ファンになるということが起きます。 ありきたりな結論ですが、とびきりの「ファン」を見つけることが、最も重要なことでしょう。 これに勝るブランド構築はないのではないかとおもっています。 はてなブログには、ほかにもたくさんの「ファン」がブログを運営されています。 宝塚や2.5次元の舞台、アニメやラノベ、ゲーム、映画、カメラ、料理、子育てなどなど。 多くの「ファン」の方に活躍の場を提供できるよう、 はてなブログ編集部ではこれからも新しいブログを探して紹介していきたいと考えています。
  13. 歌手の「かまやつひろし」さんに「ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい」という曲があります。 これは、その2番の歌詞ですが、ブログも同じなのではないかと最近思うようになってきました。
  14. 小さなことでも何かに凝ったりしているブログには、本当に面白いコンテンツを生み出すことができます。
  15. ご清聴ありがとうございました。