爪を噛む,指をしゃぶることとアトピー,喘息,花粉症について.official journal of the American academy of pediatricsからです. 背景 Point:仮説,リスクが減るか. 幼少期に病原体の暴露を減少させることが,アレルギーの発症を増加させると衛生学的な仮説があります. 指をしゃぶること,つめをかじることは幼少期によく見られる癖で,病原体を体内に増やす行為で子供は細菌が増えて行きます. 親指をしゃぶったり,爪をかじる人がアトピーや花粉症や喘息になるリスクが減少するか幼少期から38歳になるまでコホート研究で調査した. -スライド切り替え- 方法 Point:分類の仕方,アトピー,喘息,花粉症の判定方法 ニュージーランドで1972-73年に生まれた1037人を対照として38歳までf/uした. 癖とアトピー,喘息,花粉症について交絡因子をロジスティクス解析で調査した. 5?11歳のとき癖について,ゼロ,たまにする,結構する.の3つに分け,結構していると親が解答した人を,シャブリ癖があるという群に振り分けた. アトピーはプリックテスト,喘息と花粉症はアンケートにて調査した. 结果 Point:それぞれの结果. 31%の児で性差なくシャブリ癖がありと判定した. アトピーは,爪噛みとしゃぶる両方の癖を持っている子が32歳まで発症低率という结果となった. 喘息と花粉症では癖を持っていても持っていなくても発症に有意差は見られないという结果が出た. -スライド切り替え- Take Home MessagePoint:癖をやめるかどうか その癖やめなさい.とよく親に注意されます.今も自分はたまにしてるかもしれません. 歯並びは悪くなるという報告がありますが,アトピー性皮膚炎も良くならないものです. この文献のデータ上5歳まで続けていた場合有意にアトピーを抑えることが出来るということなので,子供のしつけは5歳から.と思っていきましょう.