24. Eric Blais, Johan H?stad, Rocco Servedio and Li-Yang Tan.
On DNF approximators for monotone Boolean functions
? DNF(積和標準形) とは ↓ こういうの
復習: 任意の n ビット論理関数 f : {0,1}n → {0,1} はサイズ(項数)
が高々 2n の DNF で書ける
?逆に Ω(2n) サイズ必要な論理関数が有る
? f を近似する DNF を表すことにすると?
?ε>0 が与えられた時に,ある g で,Pr[f(x) ≠ g(x)] < ε となる
ようなものをできるだけ小さいサイズの DNF で書きたい
?Ω(2(1-4ε)n) は必要らしい
? 今回
?f を単調関数に制限するとサイズ Θ(2n / √n) でいいらしい
f(x1, x2, x3) = x1x2 + x2x3 + x1
25. (BEST PAPER) Andreas Bj?rklund and Thore Husfeldt.
Shortest Two Disjoint Paths in Polynomial Time
? グラフがあって頂点 s1,t1,s2,t2 が指定される
? s1→t1,s2→t2 に向かうパス対で
互いに頂点を共有しないもので
パス長の和の最小を求める
? 今まで指数時間解法しか知られていなかった.
? 彼らは多項式時間アルゴリズムを提案した
?ただし O(n11) とかかかる
26. (BEST PAPER) Andreas Bj?rklund and Thore Husfeldt.
Shortest Two Disjoint Paths in Polynomial Time
ざっくりした概要:
? 変数入り隣接行列の Permanent を
考えると,多項式で最初に現れる
非ゼロ項の次数が最小パス長に等しい
?元のパスが何なのか分からないが
最小パス長だけは分かる
? Permanent の計算は一般には #P-hard
? しかし今回の目的なら計算したいものが限られているので
うまく計算するアルゴリズムが存在する
27. (BEST PAPER) Andreas Bj?rklund and Thore Husfeldt.
Shortest Two Disjoint Paths in Polynomial Time
なぜ BEST PAPER?
? シンプルな問題設定
? 証明はシンプルでありながら非自明
? 指数→多項式 は大きなブレークスルー
? 代数的アルゴリズムの利用
とかが効いている?
28. Mitsuru Kusumoto and Yuichi Yoshida. Testing Forest-
Isomorphism in the Adjacency List Model
? 僕です
29. Mitsuru Kusumoto and Yuichi Yoshida. Testing Forest-
Isomorphism in the Adjacency List Model
http://ir5.hatenablog.com/entries/2014/04/12
30. Amir Abboud, Virginia Vassilevska Williams and Oren Weimann.
Consequences of Faster Alignment of Sequences
? 文字列マッチング系の問題で,?(n2) 時間より速い
アルゴリズムが知られていないものは多い
?編集距離,最長部分列,…
? 今回は配列アラインメントで ?(n2) より真に速いアルゴリズム
は無さそうなことを証明
? 無さそうとは?
?配列アラインメントが O(n2) より真に速く解けるとすると,
他の有名問題で「速く解くのは無いだろうと思われてる
問題(3-SUMとか)」がたくさん解けてしまう,と証明
31. Konstantin Makarychev and Yury Makarychev.
Nonuniform Graph Partitioning with Unrelated Weights
? グラフの最小 k 分割:
?グラフの頂点を k 個のクラスタに分けて,異なるクラスタ
にまたがる枝の個数を最小化する
?多分NP完全? だが O(√(logn logk)) 近似がある
? Nonuniform グラフ分割
?i 番目のクラスタの大きさは ρin 以下でないといけない
?O(logn) 近似が知られていた
?→ O(√(logn logk)) 近似に改善
? SDPベースのアルゴリズムを使うらしい
32. Andreas Bj?rklund, Rasmus Pagh, Virginia Vassilevska
Williams and Uri Zwick. Listing Triangles
? Triangle listing : グラフ中の△を全部列挙したい!!
? ’78:O(m√m) 時間アルゴリズム (m は枝数)
?△の個数は Θ(m√m) 個ありうるのでタイト
? でも output sensitive (△の個数を t としたとき t に依存する計
算時間) にしたいですよね??
?熾烈な計算量の争い
33. Andreas Bj?rklund, Rasmus Pagh, Virginia Vassilevska
Williams and Uri Zwick. Listing Triangles
? ω は行列積にかかる計算時間の指数部
?現在は ω = 2.3728639
? ω = 2 ならこの計算時間はタイト!! という主張
?(少しアグレッシブすぎではないか…)
Memo : 20 minutes
Hello, My name Mitsuru Kusumoto. I graduated Kyoto University this year and I’m working for Preferred Infrastructure Inc.
I would give a presentation about testing forest-isomorphism in the adjacency list model.
This is a joint work with Yuichi Yoshida.