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2019.09.13 JBUG札幌
フュージョン株式会社江種一哉
Backlog導入の失敗と成功

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アジェンダ
?自己紹介
?失敗談
PJ概要、Bcklog導入経緯、結果?教訓
?成功談
PJ概要、Bcklog導入経緯、結果?教訓

?FUSION Co,.Ltd. Proprietary and Confidential
自己紹介
フュージョン株式会社
営業グループ営業2部
江種一哉（えぐさかずや）
?1992年生まれ。
?前職の広告業界にて道内?道外赴任後、
フュージョンへの転職を機に北海道に帰還。
?現在は営業部に属し、アカウントプランナーとして
クライアントの課題解決業務に従事。
?妻と子（1歳7か月♂）と3人暮らし。
3

本日お伝えしたいこと
PJ管理における実体験から学んだ、
本日お伝えしたいことはこの2点です。
ルール設計は、設計してからが本番
課題を体系立てて細分化する作業が一番のミソ
失敗談
成功談
4

失敗談
成功談
5

失敗談
▼クライアント
某食品通販メーカー
▼業務内容、Backlog導入前の実態
?商品販促物の制作（毎月）
?月次定例会
?ディレクション?コンサルアドバイザリ
?連絡手段はメール?電話が主
プロジェクト概要
6

Backlog導入目的失敗談
まずは月次定例会の効率化
↓
ゆくゆくは販促物制作業務も改善したい
大量のメール
資料共有
原稿送付
原稿修正スケジュール
大量CC
アジェンダ
きれいにしたい！
7

Backlog導入内容失敗談
簡単なルールを作り、Backlog運用書を作成（以下抜粋）
8

9

10

Backlog導入結果
失敗…。
失敗談
クライアント
ちょっとメリットよく分からないし
利用を取りやめたい。
11

失敗原因
何がいけなかったか？
?事前の取り決めルールの浸透不足
?当初想定のツール使い分けが全くできていない
失敗談
想定
会議体
実際
販促物販促物
会議体
ツールを使い分けるメリットの提示不足
12

教訓
?ルール作りは大変
?でもそれ以上に、新ルールを浸透させるのはもっと大変
失敗談
?ルールは「設計して終わり」じゃない！
?関係者皆が100%そのルールを理解し、
実践できる形になって初めて機能し始める
?実践させるには動機付けが必要
13

失敗談
成功談
14

プロジェクト概要成功談
▼クライアント
某小売グループ企業
▼業務内容、Backlog導入前の実態
?優良顧客への特典提供やイベント運営を実施する年間PJ
?告知物制作?関係各社含めた全体ディレクション?運用実務全般
?全社含めた全体会議は年1~2回、普段の連絡はメール?電話。
15

イベント抽選
Backlog導入目的
プロジェクトの進行状況を可視化し円滑に管理（自社内運用）
告知物制作
申込処理
告知物修正
特典提供データ分析
事後集計
申込受付
入り乱れるフェーズやタスクを整理したい
報告会
成功談
16

Backlog導入結果成功談
大量の複雑な課題を体系的に整理し可視化できた
成功。
注意した点は主に2つ。
?課題の登録の仕方
?課題の分類の仕方
17

成功要因① 成功談
コメントを使用しない。
チェックボックス活用。
課題登録時の徹底事項３つ
1つのタスク=1つの課題
「何をしたら完了か」を明記
Why/How/Whatで整理
?Why：目的?ゴールは？
?How：何をやる？（=Todo）
?What：結果は？
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成功要因② 成功談
課題分類の仕方を吟味
マイルストーン
親課題親課題
子課題子課題子課題子課題
プロジェクトを適切に分解。
マイルストーン
↓
親課題
↓
子課題
の順にブレイクダウンし、
一番適切な構造化を考えメンバーで
共有。
19

教訓成功談
一番の成功要因は、課題分解の的確さ(=構造化の妥当さ)
Backlogが素晴らしいのは、
「Backlogに落とし込むために課題を構造化し細分化する必要性」
を強制的に生み出し、それを可視化できること
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まとめ
21

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