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脳神経内科における燃え尽き症候群の状况2020
Sep 6, 2020
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Takayoshi Shimohata
第61回日本神経学会学术大会@冈山におけるシンポジウム「働き方改革:今,必ず押さえるべきこと」で使用したスライドです.
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脳神経内科における燃え尽き症候群の状况2020
1.
脳神経内科の状況 (燃え尽き症候群の アンケート結果を踏まえて) 下畑 享良 岐阜大学大学院医学系研究科 脳神経内科学分野
2.
①顧問: ②株保有?利益: ③特許使用料: ④講演料: ⑤原稿料: ⑥受託研究?共同研究費: ⑦奨学寄付金: ⑧寄付講座所属: ⑨贈答品などの報酬: なし なし なし なし なし なし なし なし なし COI 開示
3.
? 燃え尽き症候群(バーンアウト)は,1974年にアメリカ の心理学者 Freudenberger
が提唱した概念. ? 対人的サービスを提供する職種(医師?看護師?ケー スワーカー?教師など)において,元来は活発に仕事 をしていた人が「燃え尽きたように」意欲を失う状態. 基礎知識
4.
① 情緒的消耗感(Emotional Exhaustion) 仕事を通じて情緒的に力を出し尽くし,消耗してしまった 状態. ②
脱人格化(Depersonalization) クライアント(患者)に対する無情で非人間的な対応, 防衛反応の一つ. ③ 個人的達成感(Personal accomplishment)の低下 職務に関わる有能感や達成感が低下した状態. 燃え尽き症候群の3徴
5.
3徴の関係 情緒的 消耗感 個人的 達成感 の低下 脱人格化 一般に独立した因子で,これだけが 保たれていることがありうる. 医療者は倫理観により なんとかブロックしている Burned out Burning out
脱人格化を来す前の 段階で対策を講じる
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評価法 Maslach Burnout
Inventory(MBI) 情緒的消耗感 (5項目) ? こんな仕事,もうやめたいと思うこと がある. ? 仕事のために心にゆとりがなくなっ たと感じることがある.等 脱人格化 (6項目) ? 同僚や患者の顔を見るのも嫌にな ることがある. ? こまごまと気配りすることが面倒に 感じることがある.等 個人的達成感の低下 (6項目) ? われを忘れるほど仕事に熱中するこ とがある ? 今の仕事に,心から喜びを感じるこ とがある.等 質問項目が日本の労働環境と異なるという大きな問題点がある.
7.
脳神経内科 領域の取り 組み 学会員 アンケート 結果報告 働き方改革に どう活かす か?
8.
脳神経内科 領域の取り 組み ? 世界の取り組み ? 日本神経学会の取り組み
9.
医療を取り巻く環境は大きく 変化しており,倫理観やプロ フェッショナリズムといった 医師としての根幹を脅かしか ねない状況となっている. 米国神経学会取り組みの開始(2014) James Bernat教授 Dartmouth Geisel
School of Medicine Neurology 83:1285-1293, 2014
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? 脳神経内科医4127名に対する調査 回答率40.5%,平均年齢51歳,男性65.3% ? MBIで60.1%に少なくとも1つバーンアウトの徴候 –
情緒的消耗感 53.4% – 脱人格化 41.4% – 個人的達成感の低下 21.2% 米国神経学会のアンケート(2016) Busis et al. Neurology 88;798-808, 2017
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? 勤務時間/週 ? 夜間のオンコール回数/週 ?
外来患者数/週 ? 事務仕事量 ? 一般病院>大学病院 リスク因子は過度の労働負荷 Busis et al. Neurology 88;798-808, 2017
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? 高齢であること ? 医療スタッフによる効果的なサポート ?
仕事に対する自己決定権(オートノミー) ? 仕事に意義を見出すこと 防御因子は労働負荷軽減と限らない Busis et al. Neurology 88;798-808, 2017 LaFaver K et al. Neurology 91;e1928-41, 2018
13.
バーンアウトに関する要因(自由記載) Miyasaki JM et
al. Neurology 89;41730-8, 2017 サイズはコメント数を反映.赤はリスク因子,緑は防御因子 (electrical health record)
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米国神経学会の3つの取り組み(2017~) ① Live Well 医師向け QOL向上セミナー ヨガ,マインドフルネス, 瞑想,油絵,ジョギング, 話術,鍼治療,マッサージ
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② Lead Well(Leadership
University) ? さまざまな立場(教授等指導者,女性医師,チーフレ ジデント等)のリーダーシップを涵養するプログラムが, 学術大会以外でも行われている.
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③ 政治に対する働きかけの強化 ? 神経疾患患者や脳神経内科医の環境改善のための 取り組みも行われ,その経過や成果は「Capitol
Hill Report」として定期配信されている. ? 最新のテーマは,COVID-19禍の遠隔医療導入. https://www.aan.com/policy-and-guidelines/advocacy/capitol-hill-report/
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China Neurologist Associationが全国の脳神経 内科医6804名(指導医693名を含む)に対し, MBI等によりバーンアウトの頻度と,関連する 要因を調べた横断研究. 中国神経学会における調査(2017) Zhou
et al. Neurology 88; 1-9, 2017
18.
? バーンアウト率(1徴候以上) 53.2% –
情緒的消耗感 37.4% – 脱人格化 36.3% – 個人的達成感の低下 55.2% ? 医師になったことを後悔 58.1%! Zhou et al. Neurology 88; 1-9, 2017 中国神経学会における調査(2017)
19.
日本神経学会の取組み(2018~) 第59回(札幌)と第60回(大阪)学術大会において, 燃え尽き症候群に関する公募シンポジウムが開催 され,大きな反響があった. 第59回大会(札幌)
20.
誤解を生んだ報道 ? この問題を取り上げたメディアも複数あった. ? しかし表面的な紹介により脳神経内科医だけに 燃え尽き症候群が多いかのような誤った認識を 与えかねない記事も認められた.
21.
2つのアンケート調査が行われた ? 饗場郁子.脳神経内科医の燃え尽き症候群を防ぐため の対策と提言 女性医師における燃え尽き症候群. 臨床神経
2019; 59: S87 ? 小川崇,横山和正, 服部信孝.脳神経内科医の燃え尽 き症候群を防ぐための対策と提言 大学医師における 燃え尽き症候群.臨床神経 2019; 59: S87 いずれもバーンアウトの頻度が高く,全学会員を 対象とした調査が必要という意見が挙がった.
22.
小括1 ? 米国神経学会の燃え尽き症候群に対する取り組みは, 2014年から開始された. ? 主に,医師のQOL改善,リーダーシップ教育,政治への 働きかけの3つが行われている. ?
日本神経学会も,2018年から取り組みを開始した.大学 医師と女性医師に対するアンケート調査を行い,高い 頻度のバーンアウトを認めた.
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学会員 アンケート 結果報告 目的は脳神経内科医を含む日本 の臨床医が置かれている状況を 明らかにし,問題点を整理し,改 善策を提案すること.
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方 法 ? 調査は2019年10月1日から31日にかけてインターネット を用いて行った. ?
アンケートは日本神経学会キャリア形成促進委員会が 作成した独自の設問と,米国神経学会が使用した設問 (Neurology 2017)を組み合わせたものとし,後者は許諾 を得た上で日本語訳し,翻訳業者に依頼して英語に逆 翻訳したものを原文と比較し,日本語翻訳版の妥当性を 確認した.
25.
日本版バーンアウト尺度 MBIをそのまま翻訳することを避け,本邦の労働 環境を考慮し,新たに作成された尺度. 久保真人.心理学研究 85;363-72, 2014. 本研究では,これに加え,自覚的なバーンアウトの経験 についても調査した. 評価に日本語版バーンアウト尺度を使用
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回答者の特徴 回答者 1261/8407名*1 回答率 15.0% 年齢
45歳(IQR 37ー55歳) 女性 28.2%*2 既婚 77.7% 子供あり 66.1% 要介護者あり 12.1% *1. メールアドレスの登録されている会員 *2. 全学会員では23.6%で,やや女性が多い
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20- 30- 40-
50- 60- 70- *全学会員の比率と比較すると, 20代,30代では多く, 50代,60代では少ない傾向を認める. 年齢分布(30~40代が多い)
28.
勤務先と勤務形態 全学会員と比較すると, 大学がやや多く,開業医の 回答が少なかった.
29.
労働の状況 労働時間 55.1時間/週(平均) 宿直 1回/月(以下,中央値) 日直
1回/月 外来患者数 40名/週 入院患者数 10名/週 週末の回診 1回/月
30.
本研究 再び医師を選ぶ 50.4% 再び脳神経内科医を選ぶ 51.1% 個人/家族生活に十分な時間を取ることができない
47.3% 仕事とワークライフバランスに関する質問
31.
本研究 再び医師を選ぶ 50.4% 再び脳神経内科医を選ぶ 51.1% 個人/家族生活に十分な時間を取ることができない
47.3% 現在の仕事に満足している 46.2% 現在の仕事が有意義である 56.5% 仕事の自己決定権がある 54.9% 脳神経内科を選択する動機となった活動に 十分な時間を費やせている 26.1% 仕事とワークライフバランスに関する質問
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★自覚的バーンアウトを用いた解析 ? 「なりそう,も含めて経験がある」は,49.7%に 認められた. ? 30歳代で最多で,20~40歳代で多かった. ?
バーンアウトの発生回数は,1回が最も多いが 2回以上の回答も54.8%に認められた.
33.
65%は20~40歳代で多い 20- 30- 40-
50- 60- 70- 医師として未成熟な期間で あり,労働負荷が大きい. 人間関係に悩みやすい.
34.
初回の経験は20~30歳代で多い 20- 30- 40-
50- 60- 70- 勤務形態 常勤 502(80.1%) 大学院生 57(9.1%) 勤務先 一般病院 317(50.6%) 大学病院 283(45.1%)
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複数回の経験者も多い 1回 2回 3回以上
不明584 複数回 54.8%
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転帰(なりそう,も含めて経験がある 49.7%の内訳) 退職 少し休んだ (有給休暇の範囲) なりそうな ことがあった なったが 休まなかった 休職 (診断書を提出) 転職
休職,転職,退職 あわせて13%
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バーンアウトの原因は多彩である 1.業務過多 480人 2.時間外労働 369 3.職場の人間関係
240 4.上司の無理解 213 5.睡眠時間 184 6.患者?家族からのクレーム 168 7.ハラスメント パワハラ 107,アカハラ 38 セクハラ 12,ジェンダー 12 149 ①労働負荷,②職場の人間関係,③上司との関係,④クレーム ① ① ① ② ③ ④ ③
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バーンアウトの対処法 1.耐えた 414人 2.職場,病院を変わった 108 3.上司に相談した
103 4.仕事を休んだ 87 5.家族に相談した 85 6.労働時間を減らした 79 7.友人に相談した 76 8.まだ立ち直っていない 52 9.精神科?心療内科などを受診 46 10.職場内で配置転換を申し出た 34 ①耐える,②現場から離れる,③相談する,④その他 ① ② ② ③ ② ③ ② ③ ④ ③
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★日本版バーンアウト尺度を用いた解析 下位尺度 本研究 1261名 情緒的消耗感 2.86 脱人格化 2.21 個人的達成感の 低下 3.17 各項目は5点満点. 数字が大きいほどその傾向が強い.
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下位尺度 本研究 1261名 看護師 1827名 (久保2007) 情緒的消耗感 2.86 3.25 脱人格化
2.21 2.07 個人的達成感の 低下 3.17 3.56 < < > 情緒的消耗感が低く,個人的達成感が高い! ★日本版バーンアウト尺度を用いた解析
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各下位尺度と関連する因子 情緒的消耗感 脱人格化 個人的達成感低下 仕事の有意義性
仕事の有意義性 仕事の有意義性 間接的な事務作業 間接的な事務作業 業務比率 臨床 個人/家族生活のた めの時間 年齢 脳神経内科を選ぶ 動機になった活動の ための時間 バーンアウトは,自身の仕事を有意義と感じられないこと が最も強く関連していた.単に過剰な労働負荷により生じ るものではない. 1 2 3
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脳神経内科医における3徴の関係 情緒的 消耗感 個人的 達成感 の低下 脱人格化 個人的達成感は他の2因子と独立せず, かつ,抑制的に働く 脳神経内科医では 個人的達成感は 比較的高い 脳神経内科医では 必ずしも悪くはない
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研究の限界 ? アンケートの回答率が15%と低く,よりバーンアウトに 関心が高い人が回答した可能性がある. ? 日本版バーンアウト尺度を採用したため,バーンアウ トの頻度が算出できないことや海外の既報との比較 ができないことが挙げられる. ?
COVID-19のパンデミック前に行われた調査であり, 現在は状況が変化している可能性が高い.
44.
小括2 ? 日本神経学会は全学会員に対するアンケート調査を 行った. ? 自覚的バーンアウトは,なりそうも含めると
49.7% に認め られ,20~40歳代で多く,54.8% が複数回の経験をした. ? 脳神経内科医は比較的,個人的達成感が高く,バーン アウトに対して抑制的に働いている可能性が示唆された.
45.
? アンケートの予防法に関する 回答から考える働き方改革 ? COVID-19のインパクトと対策 働き方改革に どう活かす か?
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学会はバーンアウト防止に取り組むべきか? はい 無回答 いいえ 分からない
47.
学会員の考えるバーンアウト予防法(個人) 1.仕事量を減らす 783 2.自分の心の健康に気をつける 756 3.趣味を持つ
563 4.何でも相談できる人を持つ 536 5.ストレスを感じたら早めに相談する 411 6.多職種の人と交流する 313 7.バーンアウトやメンタルヘルスについて 学生時代から教育を受ける 263 その他を含む9項目からの選択
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1.複数主治医?勤務交代制の導入 866人 2.休みを取りやすい環境の整備 783 3.給与待遇の適正化(当直?オンコールの報酬, 大学-一般病院間隔差の是正) 715 4.勤務間インターバル制度の導入
694 5.各施設における当直回数の適正化 584 6.タスク?シフト 521 7.医師の増員 495 8.若手医師,地方勤務医師の研究や論文執筆 の機会?時間的余裕の提供 326 9.女性に対するキャリア?アップ支援 314 学会員の考えるバーンアウト予防法(組織,国) その他を含む18項目からの選択
49.
考察:個人レベルのバーンアウト対策 ? バーンアウトと,労働負荷との間に有意な相関はないと いう報告がある. ? 労働時間制限は限られた時間内に同じ量の仕事をする プレッシャーが,疲労とストレスを増加させるため,必ず しもバーンアウト対策として有効ではない. ?
労働時間の制限を行うだけではなく,仕事を有意義に 感じられるという「仕事の質の向上」を図る必要がある. DeChant et al. Mayo Clin Proc Innov Qual Outcomes 2019; 3: 384-408 Morrow et al. BMJ Open 2014; 4: e004222
50.
1. 複数主治医?勤務交代制の導入 2. 休みを取りやすい環境の整備 3.
勤務間インターバル制度の導入 4. 各施設における当直回数の適正化 5. タスク?シフト ? すべてが働き方改革で議論されている項目である. 働き方改革の成功はバーンアウトを改善する. ? また学会は若手や地域に勤務する医師,女性医師 の支援に一層,取り組む必要がある. 組織,国レベルのバーンアウト対策
51.
新たなバーンアウト危険因子COVID-19 @VectorSting(twitter)
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新たなバーンアウト危険因子COVID-19 入院診療 医療資源の枯渇 入院患者の感染対策に伴うストレス 自身やチーム,家族の感染の恐れ 感染源になりうることへのストレス,周囲からの差別 医師-患者関係や教育の難しさ 外来診療 外来患者の感染対策に伴うストレス 初期対応時にCOVID-19に遭遇しうるストレス 従来どおりの受診間隔での診療ができないストレス 遠隔診療導入による負担増加 研究
臨床試験や基礎研究を予定通り実施できないストレス 倫理 不足する医療資源の適切な配分 ハイリスク患者の事前指示書や ACP Chen et al. Front Neurol. 2020;11:578.
53.
COVID-19患者と直接接触する医療従事者のバーンアウト @聖路加国際病院(2020.4) JAMA Netw Open.
2020;3(8):e2017271 医師以外の職種におけるバーンアウト頻度が高いことの説明として, 医師と比べて,仕事の裁量権と意思決定権が低いためではないか と考察されている.
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COVID-19に対する対策 ? COVID-19はバーンアウトの頻度を増加させる可能性が 高い. ? 患者と脳神経内科医自身の安全を守るためにも,遠隔 医療の導入は重要な課題になる. ?
外来受診や入院減少に伴う収入減少も,勤務医および 開業医の双方に大きな影響を及ぼす可能性がある. ? 個人,組織,学会,国家レベルで,あらゆる対策を行い, 脳神経内科医と医療を守ることが求められる.
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小括3 ? 個人レベルでは労働負荷減少のみでなく,個人的達成 感につながる仕事の質の向上を目標とする必要がある. ? 組織,国レベルでは,働き方改革を着実に進めることが 医師のバーンアウトの抑制につながる.学会によるバー ンアウトへのさらなる取り組みが求められている. ?
COVID-19の脳神経内科医療への影響を検討し,対策を 迅速に打ち出す必要がある.
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共同研究者 久保真人1,饗場郁子2,服部信孝3,吉田一人4, 海野佳子5,横山和正3,小川崇3,加世田ゆみ子6,小池 亮子7,清水優子8,坪井義夫9,道勇 学10,三澤園子11, 宮地隆史12,戸田達史13,武田篤14 1. 同志社大学政策学部,2.
国立病院機構東名古屋病院脳神経内科,3. 順天堂大学医学部附属 順天堂医院脳神経内科,4. 旭川赤十字病院脳神経内科,5. 杏林大学医学部脳卒中医学,6. 地方 独立行政法人広島市立病院機構広島市立リハビリテーション病院,7. 国立病院機構西新潟中央 病院,8. 東京女子医科大学脳神経内科学,9. 福岡大学医学部脳神経内科学,10. 愛知医科大学 医学部内科講座神経内科学,11. 千葉大学大学院医学研究院脳神経内科学,12. 国立病院機構 柳井医療センター,13. 東京大学医学部大学院医学系研究科脳神経医学専攻神経内科学,14. 国 立病院機構仙台西多賀病院脳神経内科