狠狠撸

狠狠撸Share a Scribd company logo
Excelセミナー
②関数編
本日のゴール
関数理解編
関数とは
関数を扱う時の注意
関数を使用するメリット
関数の種類
代表的な関数
関数の探し方①~③
関数作成編
関数の作成方法
作成方法(COUNT/IF/VLOOKUP)
関数は組み合わせる事で更に便利に
実践課題
Agenda
?2018 hiroyuki ishikawa 2
?2018 hiroyuki ishikawa 3
本日のゴール
関数とは何かを理解する
関数を使用するメリットを理解する
関数の使い方(作成方法)を理解する
?2018 hiroyuki ishikawa 4
関数理解編
出典:藤子?F?不二雄プロ
ドラえもんの場合
ドラえもん、
道具出して!
?2018 hiroyuki ishikawa 5
関数とは「ドラえもんのひみつ道具」
のび太の希望に応じて、便利な道具(たまに変な)を出してくれるドラえもんのように、
私達の希望に応じて、計算や集計を便利にしてくれる道具が「関数」です。
EXCELの場合
EXCEL!
●●して
集計作業
自動計算
抽出作業
?2018 hiroyuki ishikawa 6
関数を扱う時の注意
EXCELはプログラムです。
正しく命令してあげないと理解してもらえなかったり、意図しない処理をすることがあります。
(ドラえもんみたいに抽象的な表現でも理解してもらえるほど、賢くはないです)
出典:藤子?F?不二雄プロ
?2018 hiroyuki ishikawa 7
関数を使用するメリット
人力で複雑な計算や集計を何度も繰り返し行うのは大変です。間違えることもあります。
そのような場合に関数を使用することで、作業を効率化でき、正確性もUPします。
最初は難しいように感じることも多いかと思いますが、まずは出来るところから試してみましょう。
関数を使わない場合
何度も同じ計算を繰り
返するのは大変???
目視で同じデータが
何個あるのか数えるの
間違えそう???
関数を使う場合
一度、関数を組めば、
あとはコピペするだけ
関数で自動集計。
目視より正確で速い!
?2018 hiroyuki ishikawa 8
関数の種類
ひとくちに関数といっても、その種類は多様です。
それぞれの関数が得意とする分野があるので、まずは汎用性の高いものから覚えるのがオススメです。
検索/行列関数
財務関数
日付/時間関数
統計関数
数学/三角関数
データベース関数文字列操作関数
論理関数
情報関数
エンジニアリング関数
外部/キューブ関数
その数400種類以上
?2018 hiroyuki ishikawa 9
代表的な関数
業務上で使う頻度が高い関数を紹介します。
SUM
指定した範囲を合計する
COUNT
指定した範囲の数値データの
“個数”を数える
IF
論理式(もし●●だったら)により、
指定した値の結果を変える
VLOOKUP
表の中から条件に合致するデー
タを探してきて表示する
?2018 hiroyuki ishikawa 10
関数の探し方①
自分の目的に沿った関数があるかを探したい場合は、「数式」タブを活用してみましょう。
カテゴリ別に分類された本型のアイコンをクリックすれば、関数のリストが表示されます。
また、カーソルを当てると関数の説明も表示されます。
関数をクリックすると、作成画面へ移ります。
*この画面の扱いについては後述
?2018 hiroyuki ishikawa 11
関数の探し方②
また「どんなことが出来る関数があるか分からない」「カテゴリからは探しにくい」という場合は、
タブの左端にある“fx 関数の挿入 “かセル名の横にある”fx”をクリックすると関数の検索が出来ます。
例えば、“個数”と検索すると、データの個数を数える関数一覧が表示されます。
?2018 hiroyuki ishikawa 12
関数の探し方③
それでも分からなかったら、Googleで検索すれば大体のことは誰かが教えてくれます。
あなたの悩みは、みんなの悩み。
?2018 hiroyuki ishikawa 13
関数の作成に悩んだら
括弧内に何を入力したらいいかわからない場合は、“fx”を押して画面の説明を読んでみましょう。
解説欄(↓の緑線部分)に何を入力?指定すべきかを教えてくれます。
?2018 hiroyuki ishikawa 14
それでも、よく分からなかったら
すぐにGoogleで調べる?人に聞くなどしましょう。調べているうちに分かってきます。
ここまで頑張らなくていいです
出典:藤子?F?不二雄プロ
?2018 hiroyuki ishikawa 15
関数作成編
?2018 hiroyuki ishikawa 16
関数の作成方法
関数の作成方法は、どれでも同じです。必ず「=関数名(関数に必要な情報)」の構造です。
括弧内の必要な情報は関数によって異なります。例えば指定した範囲内の数値を合計してくれる
「SUM(サム)」という関数の場合、関数の構造は「=SUM(合計したい範囲)」となります。
EXCELはA1~E5までの数値を
合計(SUM)すれば良いと理解
?2018 hiroyuki ishikawa 17
使用方法(COUNT編)
COUNTは指定した範囲の数値データの“個数”を数える際に使用する関数です。
例えば、数値と文字が混在する表の中から数値データが何個あるか集計する際に便利です。
また、COUNT関数の応用編として「COUNTA」「COUNTIF」「COUNTIFS」等もオススメです。
B2~E15まで範囲内で
数値が入っているセルの個数を
数える(COUNT)すれば良いと
理解
COUNTA
指定した範囲の空白ではないセルの個数
を数える
COUNTIF
指定した範囲のうち、指定した条件に合
致するセルの個数を数える
COUNTIFS
指定した範囲のうち、指定した複数の条
件に合致するセルの個数を数える
?2018 hiroyuki ishikawa 18
使用方法(IF編)
IFは論理式(もし●●だったら)により、指定した値の結果を変える関数です。
合否判定などYES/NOで判断できる場合に、条件によって表示できる結果を切り替えられます。
“>=“は以上、”>”は超
“<=“は以下、”<”は未満
結果を文字で表示する場
合は表示したい文字を“”
で囲む
もし(IF)、D4が80以上
なら合格と表示。そうで
なければ、不合格と表示
?2018 hiroyuki ishikawa 19
使用方法(VLOOKUP編)
VLOOKUPは表の中から条件に合致するデータを探してきて表示する関数です。
データの一覧表の中から条件に合致するデータを探してくるときに役立ちます。
VLOOKUPは括弧内が(検索値,検索範囲,何列目のデータを引っ張るか,完全一致か近似か)となります
E3(愛知県)の値を
A3~B49の中から探し、
一致する値があった場合は、
2列目にある値を表示させる
?2018 hiroyuki ishikawa 20
関数は組み合わせる事で更に便利に
関数は組み合わせることが可能です。組み合わせることで複雑な処理が出来るようになります。
慣れてくれば、チャレンジしてみましょう。
もし(IF)、B3~C3の合計(SUM)が
160以上の場合は合格と表示、そうで
ない場合は不合格と表示
?2018 hiroyuki ishikawa 21
実践課題
課題1~4を問いてみよう
課題のダウンロードはコチラ
https://sforce.co/2Q9mBNx
課題1
SUM関数を使って売上と支出の合計を
出してみよう
課題2
G列の欄にIF関数で事業所別に
「黒字/赤字」と表示させよう。
(例:B病院 赤字、Iクリニック 黒字)
課題3
COUNTIF関数で赤字の事業所数を数え
てみよう
課題4
VLOOKUP関数を使って、事業所エリア
表から都道府県情報を反映させよう
?2018 hiroyuki ishikawa 22
回答
課題1
売上合計 =SUM(E10:E35)
支出合計 =SUM(F10:F35)
課題2
=IF(G10<0,"赤字","黒字")
*同じように下のセルにも展開
課題3
=COUNTIF(H10:H35,"赤字")
課題4
=VLOOKUP(C10,事業所エリア表!A:B,2,)
*同じように下のセルにも展開

More Related Content

[Excel]basic training03(3/5)

  • 3. ?2018 hiroyuki ishikawa 3 本日のゴール 関数とは何かを理解する 関数を使用するメリットを理解する 関数の使い方(作成方法)を理解する
  • 4. ?2018 hiroyuki ishikawa 4 関数理解編
  • 5. 出典:藤子?F?不二雄プロ ドラえもんの場合 ドラえもん、 道具出して! ?2018 hiroyuki ishikawa 5 関数とは「ドラえもんのひみつ道具」 のび太の希望に応じて、便利な道具(たまに変な)を出してくれるドラえもんのように、 私達の希望に応じて、計算や集計を便利にしてくれる道具が「関数」です。 EXCELの場合 EXCEL! ●●して 集計作業 自動計算 抽出作業
  • 6. ?2018 hiroyuki ishikawa 6 関数を扱う時の注意 EXCELはプログラムです。 正しく命令してあげないと理解してもらえなかったり、意図しない処理をすることがあります。 (ドラえもんみたいに抽象的な表現でも理解してもらえるほど、賢くはないです) 出典:藤子?F?不二雄プロ
  • 7. ?2018 hiroyuki ishikawa 7 関数を使用するメリット 人力で複雑な計算や集計を何度も繰り返し行うのは大変です。間違えることもあります。 そのような場合に関数を使用することで、作業を効率化でき、正確性もUPします。 最初は難しいように感じることも多いかと思いますが、まずは出来るところから試してみましょう。 関数を使わない場合 何度も同じ計算を繰り 返するのは大変??? 目視で同じデータが 何個あるのか数えるの 間違えそう??? 関数を使う場合 一度、関数を組めば、 あとはコピペするだけ 関数で自動集計。 目視より正確で速い!
  • 8. ?2018 hiroyuki ishikawa 8 関数の種類 ひとくちに関数といっても、その種類は多様です。 それぞれの関数が得意とする分野があるので、まずは汎用性の高いものから覚えるのがオススメです。 検索/行列関数 財務関数 日付/時間関数 統計関数 数学/三角関数 データベース関数文字列操作関数 論理関数 情報関数 エンジニアリング関数 外部/キューブ関数 その数400種類以上
  • 9. ?2018 hiroyuki ishikawa 9 代表的な関数 業務上で使う頻度が高い関数を紹介します。 SUM 指定した範囲を合計する COUNT 指定した範囲の数値データの “個数”を数える IF 論理式(もし●●だったら)により、 指定した値の結果を変える VLOOKUP 表の中から条件に合致するデー タを探してきて表示する
  • 10. ?2018 hiroyuki ishikawa 10 関数の探し方① 自分の目的に沿った関数があるかを探したい場合は、「数式」タブを活用してみましょう。 カテゴリ別に分類された本型のアイコンをクリックすれば、関数のリストが表示されます。 また、カーソルを当てると関数の説明も表示されます。 関数をクリックすると、作成画面へ移ります。 *この画面の扱いについては後述
  • 11. ?2018 hiroyuki ishikawa 11 関数の探し方② また「どんなことが出来る関数があるか分からない」「カテゴリからは探しにくい」という場合は、 タブの左端にある“fx 関数の挿入 “かセル名の横にある”fx”をクリックすると関数の検索が出来ます。 例えば、“個数”と検索すると、データの個数を数える関数一覧が表示されます。
  • 12. ?2018 hiroyuki ishikawa 12 関数の探し方③ それでも分からなかったら、Googleで検索すれば大体のことは誰かが教えてくれます。 あなたの悩みは、みんなの悩み。
  • 13. ?2018 hiroyuki ishikawa 13 関数の作成に悩んだら 括弧内に何を入力したらいいかわからない場合は、“fx”を押して画面の説明を読んでみましょう。 解説欄(↓の緑線部分)に何を入力?指定すべきかを教えてくれます。
  • 14. ?2018 hiroyuki ishikawa 14 それでも、よく分からなかったら すぐにGoogleで調べる?人に聞くなどしましょう。調べているうちに分かってきます。 ここまで頑張らなくていいです 出典:藤子?F?不二雄プロ
  • 15. ?2018 hiroyuki ishikawa 15 関数作成編
  • 16. ?2018 hiroyuki ishikawa 16 関数の作成方法 関数の作成方法は、どれでも同じです。必ず「=関数名(関数に必要な情報)」の構造です。 括弧内の必要な情報は関数によって異なります。例えば指定した範囲内の数値を合計してくれる 「SUM(サム)」という関数の場合、関数の構造は「=SUM(合計したい範囲)」となります。 EXCELはA1~E5までの数値を 合計(SUM)すれば良いと理解
  • 17. ?2018 hiroyuki ishikawa 17 使用方法(COUNT編) COUNTは指定した範囲の数値データの“個数”を数える際に使用する関数です。 例えば、数値と文字が混在する表の中から数値データが何個あるか集計する際に便利です。 また、COUNT関数の応用編として「COUNTA」「COUNTIF」「COUNTIFS」等もオススメです。 B2~E15まで範囲内で 数値が入っているセルの個数を 数える(COUNT)すれば良いと 理解 COUNTA 指定した範囲の空白ではないセルの個数 を数える COUNTIF 指定した範囲のうち、指定した条件に合 致するセルの個数を数える COUNTIFS 指定した範囲のうち、指定した複数の条 件に合致するセルの個数を数える
  • 18. ?2018 hiroyuki ishikawa 18 使用方法(IF編) IFは論理式(もし●●だったら)により、指定した値の結果を変える関数です。 合否判定などYES/NOで判断できる場合に、条件によって表示できる結果を切り替えられます。 “>=“は以上、”>”は超 “<=“は以下、”<”は未満 結果を文字で表示する場 合は表示したい文字を“” で囲む もし(IF)、D4が80以上 なら合格と表示。そうで なければ、不合格と表示
  • 19. ?2018 hiroyuki ishikawa 19 使用方法(VLOOKUP編) VLOOKUPは表の中から条件に合致するデータを探してきて表示する関数です。 データの一覧表の中から条件に合致するデータを探してくるときに役立ちます。 VLOOKUPは括弧内が(検索値,検索範囲,何列目のデータを引っ張るか,完全一致か近似か)となります E3(愛知県)の値を A3~B49の中から探し、 一致する値があった場合は、 2列目にある値を表示させる
  • 20. ?2018 hiroyuki ishikawa 20 関数は組み合わせる事で更に便利に 関数は組み合わせることが可能です。組み合わせることで複雑な処理が出来るようになります。 慣れてくれば、チャレンジしてみましょう。 もし(IF)、B3~C3の合計(SUM)が 160以上の場合は合格と表示、そうで ない場合は不合格と表示
  • 21. ?2018 hiroyuki ishikawa 21 実践課題 課題1~4を問いてみよう 課題のダウンロードはコチラ https://sforce.co/2Q9mBNx 課題1 SUM関数を使って売上と支出の合計を 出してみよう 課題2 G列の欄にIF関数で事業所別に 「黒字/赤字」と表示させよう。 (例:B病院 赤字、Iクリニック 黒字) 課題3 COUNTIF関数で赤字の事業所数を数え てみよう 課題4 VLOOKUP関数を使って、事業所エリア 表から都道府県情報を反映させよう
  • 22. ?2018 hiroyuki ishikawa 22 回答 課題1 売上合計 =SUM(E10:E35) 支出合計 =SUM(F10:F35) 課題2 =IF(G10<0,"赤字","黒字") *同じように下のセルにも展開 課題3 =COUNTIF(H10:H35,"赤字") 課題4 =VLOOKUP(C10,事業所エリア表!A:B,2,) *同じように下のセルにも展開