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20160126世界省エネルギー等ビジネス推进协议会
Jan 23, 2016
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Fusaji Hayasaka
2016年1月26日世界省エネルギー等ビジネス推进协议会?官民连携ワーキング讲演资料
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1.
1 東京電力株式会社 早坂房次 平成28年1月26日 世界省エネルギー等ビジネス協議会 官民連携ワーキンググループさま 「日本のエネルギーに関する課題 ならびに今後の方向性について」 (本資料には講演として引用許諾を得ているものがあります。 無断での、引用?複写?頒布等は法律に反する場合があります。)
2.
2 ジャレド?ダイアモンドの『銃?病原菌?鉄』も有名ですが… ジャレド?ダイアモンド 『銃?病原菌?鉄(上?下)』草思社 K.ポメランツ『大分岐』名古屋大学出版会(2015年) 1,700年まで揚子江下流域など東ア ジアなどと西ヨーロッパは経済的に 大きな差はなかった。 石炭によるエネルギー革命 植民地獲得による資源制約の回避 土地(資源)の頸木からの脱却 大分岐 朝日新聞『ゼロ年代(2000-2009)の50冊』トップ http://book.asahi.com/reviews/column/1399.html
3.
3 短期的に所得が増えても人 口が増えることで常に相殺 (マルサスの罠) 1250年~1800年のイギリスでは富裕層の 出生率が貧困層の2倍→貧困家庭が断絶 →富裕層からの下方移動「種の淘汰」→ 人々の嗜好が中産階級化→利子率低下? 殺人件数低下?労働時間延びる?暴力志 向弱まる?読み書き計算の習慣が下層階 級にも広がった。 ?先進国の内部では平等化が進展、国家間の経済力の面で格差 拡大 ?労働者の時間当たり賃金の国家間格差の拡大→実際には経済 発展の遅れている国の労働者は実際には仕事をしていない→実 際に仕事をしている時間当たり賃金格差は小さい ?近代的な生産技術を活用するためには規律正しく良心的で仕事 熱心な労働者が必要 出典:グレゴリー?クラーク 久保恵美子訳『10万年の世界経済史』2009年日経BP社 本資料は日経BP社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。
4.
4 文明論から経済を論じるのは最近のブーム?
5.
5出典:国連人口基金(UNFPA)東京事務所ホームページ http://www.unfpa.or.jp/publications/index.php?eid=00033 世界の推定人口:2011年時点70億人 60年前の1950年には25億人、10億人を超えたのも18世紀に入ってから。 世界人口は2050年には97億人になる見込み。 僅か100年で4倍弱に。 世界人口の推移
6.
6出典:平成24年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2013) http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2013/index.htm 世界エネルギー消費量と人口の推移
7.
7 エネルギー革命 人や家畜の力? 自然エネルギー(風力?バイオマス)の頸木からの解放 生産力の増大 交通革命?国際的な分業体制の進展 【リカードの比較優位論】 人類の繁栄?豊かさを造ったものは何か
8.
8 17億人 61億人 78億人 100億人 1900 ローマクラブ『成長の限界』(1972)より 西暦 (年) 1970 2000 2020
2050 2100 2010年 食糧問題が始まる 2020年 成長の限界 資源 食糧 人口 汚染 工業生産
9.
99 西田正規『人類史の中の定住革命』 2007年講談社学術文庫 およそ一万年前の地球の 温暖化とともに定住社会 が出現
10.
10 季報 エネルギー総合工学 Vol28
No.1(2005. 04) 2004年11月1日の日本学術会議第5部/(社)日本工学アカデミーエネルギー基本戦略部会他/(財)エネルギー総合工学研究所共催 の公開シンポジウム「日本のエネルギーに未来はあるか-有限の地球に生きる-」における石井吉徳先生基調講演より ? 安い石油の時代がグローバル化を支えた
11.
11 原油価格の推移(1861~) 出典:BP統計 2015 http://www.bp.com/content/dam/bp/pdf/energy-economics/statistical-review-2015/bp-statistical-review-of-world-energy-2015-full-report.pdf 第二次世界大戦後の 世界的な経済成長の 源泉
12.
12
13.
13 発熱量(千kcal)当たりの燃料価格の推移 (単位:円)
14.
14 出典:IEA “Oil Market
Report” https://www.iea.org/oilmarketreport/omrpublic/
15.
15 原油価格の動向 出典:EIA(U.S. Energy Information
Administration) “Today in Energy” http://www.eia.gov/todayinenergy/detail.cfm?id=24532
16.
16 北米における掘削リグの推移 天然ガスや石油の価格で変化する北米のシェールオイル?シェールガスの生産
17.
17出典:EIA Drilling Productivity
Report http://www.eia.gov/petroleum/drilling/
18.
18 出典:EIA Drilling Productivity
Report http://www.eia.gov/petroleum/drilling/
19.
19 出典:EIA Drilling Productivity
Report http://www.eia.gov/petroleum/drilling/
20.
20 出典:Global Energy Policy
Research 『IEA「世界エネルギー見通し2015」で見る石油枯渇リスク』 2015/11/30 http://www.gepr.org/ja/contents/20151130-01/ 原油価格の低迷は世界的な投 資の停滞をもたららし、将来的 な化石燃料の供給不足のリス クを高める可能性がある。 小野章昌氏 1939年愛知県生まれ。1962 年東京大学工学部鉱山学科 卒。同年三井物産入社1964 -65年米コロラド鉱山大学 (修士課程)に短期留学。 三井物産では主として銅? 亜鉛などの資源開発とウラ ンを含む原子燃料サイクル ビジネス全般に従事。同社 原子力燃料部長を務め退社 後、現在はエネルギー問題 のコンサルタントとして活 動している。 『「IEA見通し2015」で見る石油枯渇リスク』 小野章昌 エネルギー?コンサルタント IEA(国際エネルギー機関)は恒例のレポート「世界エネルギー見通し2015」を発表した。よく読むと我々 日本人が日ごろ考えない盲点が浮かび上がってくる。「将来の原油生産量」と「再生可能エネルギー(太陽 光?風力)の不都合な真実」2つの話題に絞ってその内容を紹介し、解説を加えたい。なおこのレポートの中 心となっているシナリオは「新政策シナリオ」と呼ばれるもので、気象変動対策用に各国政府がIPCCに提 出した政策目標を含めて最新のエネルギー政策をベースに2040年までの需給見通しをIEAが立てたもの である。 1.既存油田の原油生産量は1/3になる IEAは2040年までの世界の原油生産量について下記第1表のような見通しを立てている。実はこれこそ が我々日本人にとって将来の一番の問題であることを示しているのである。以下に解説したい。 <解説> 一番注目を要するのは既存油田からの原油生産量が2040年には1/3にまで減少することである(表に見 るようにExisting fieldsの生産量は6660万バレル/日から2380万バレル/日へ減少)。IEAはこれまでに既 存油田の生産減少率を一斉調査しており、この減少率は確かな数字と言えよう。IEAはこの生産減少を補 うのがこれから開発される油田(Yet-to-be developed)、これから発見される油田(Yet-to-be found)、天 然ガス液(Natural gas liquids)、そしてシェールオイル(Tight oil)と超重質油?ビチューメン(Extra-heavy oil and bitumen)の非在来型資源としている。【以下略】 第1表 世界の石油供給見通し(単位:百万バレル/日)
21.
貿易収支と経済収支の推移 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_1_3.pdf
22.
22 国際収支の推移
23.
出典:平成26年度 エネルギーに関す る年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/ whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pd f_1_3.pdf
24.
出典:平成26年度 エネルギーに関す る年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/ whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pd f_1_3.pdf
25.
出典:平成26年度 エネルギーに関す る年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/ whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pd f_1_3.pdf
26.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_1_3.pdf 日本の発電電力量の推移と構成割合
27.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_1_3.pdf 原子力発電停止分を火力発電で 代替した場合の燃料費増加の試算
28.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_1_3.pdf 電気料金に係る国民負担の増加
29.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_1_3.pdf 2030年のエネルギー需給構造の見通し
30.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_1_3.pdf 2030年のエネルギー電源構成の見通し
31.
31 産業革命(エネルギー革命)以前は 再生可能エネルギーの時代 江戸時代は理想的な循環型社会? 現実には???
32.
32 禿げ山になった江戸時代の日本 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 庄野 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 土山 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次
由井 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 下之阪 出典:国立国会図書館デジタル化資料
33.
33 現代(1965年頃)と明治大正(1900年頃)の国土利用 明治期より緑の増えた日本 本資料は朝倉書店殿とPHP研究所殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 出典:養老孟司?竹村公太郎『本質を見抜く力 環境?食料?エネルギー』2008年 PHP研究所
34.
34 34 本資料はPHP研究所殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 出典:養老孟司?竹村公太郎『本質を見抜く力 環境?食料?エネルギー』2008年 PHP研究所 禿げ山になった日本
35.
35 森林を伐採して… 本写真はイメージであって実際に森林を伐採して設置したことを意味していません。 土壌浸食は 文明崩壊の原因かもしれない 出典:デイビッド?モンゴメリー著 片岡夏 実訳 『土の文明史-ローマ帝国、マヤ文明を 滅ぼし、米国、中国を衰退させる土の話』 2010年 築地書館 森林資源の枯渇?文明崩壊の原因?
36.
36 現代社会を生みだした2つのエネルギー革命 ①産業革命時のエネルギー革命?石炭 ①第二次世界大戦後のエネルギー革命?石油 森林資源の枯渇に対する石炭利用のけがの功名? 私の以前からの主張の内容 をご存知かの様な共通性に 思わず驚きました。 ポイントはエネルギー密度!(J or cal/kg
or ㎡) 再生可能エネルギーは先祖がえり?主たるものになり得ない ?再生可能エネルギーは環境負荷が大きい!!
37.
37 最初は火力中心 1897年(明治30年)完成の浅草火力第二期工事 本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 分散型電源+蓄電池 (スマートグリッドの時代?) 黎明期の電気事業:スマートグリッドの時代?
38.
38 駒橋-早稲田間の送電線 水主火従の時代 (1910年ころ) 再生可能エネルギーの時代 本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
39.
39 1890年(明治23年) 東京市内での電車運転は、東京電車鉄道(元の東京馬車鉄道)が1903年(明治 36年)に架空線方式によって新橋-品川間の運転を開始したのが最初。 運輸部門が全て再生可能エネルギーだった時代? 鉄道馬車 路面電車 本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
40.
40 人間は賢明…きっと誰かが解決してくれる。 しかし、現実には… ジャレット?ダイアモンド 楡井 浩一訳 『文明崩壊
滅亡と存続の命運を分けるもの』 2005年草思社 COLLAPSE How Societies to Fail or Succeed by Jared Diamond 2005 Viking Penguin イースター島 緑豊かだったイースター島。人口が増大。人々は石像建築 を競い、樹木を伐採。ついには食糧危機に…さらには殺し合 い、そして… マヤ文明 人口増加と森林破壊。度重なる旱魃による飢餓により、支 配者階級がスケープゴートに。 ノルウェー領グリーンランド 1300年頃には5000人の人口。寒冷化による食糧生産の低下 にあっても、上流階級は牛の飼育にこだわる。人々は比較的 豊富だった魚を忌避。貧富の差が時代とともに拡大。イヌ イットから生活の知恵を学ばず、急激に崩壊。 ルワンダ大虐殺(現代) フツ族とツチ族の部族対立が原因と言われているが、人口 圧力による農耕地不足も大きな要因。 本資料は草思社殿の承諾を得て転 載しています。無断での再複写? 転載?配布等は法律に反します。
41.
41 出典:『Forbes 2012年6月10日号』 “How Deadly
Is Your Kilowatt? We Rank The Killer Energy Sources “ http://www.forbes.com/sites/jamesconca/2012/06/10/energys-deathprint-a-price-always-paid/ あなたが使う電気1kWhのためにどれだけの人が命を落としているのか? 石炭 =世界平均= 170,000 (世界の発電電力量の50%) 石炭 =中国= 280,000 (中国の発電電力量の75%) 石炭 =アメリカ= 15,000 (アメリカの発電電力量の44%) 石油 36,000 (世界のエネルギー消費の36% 世界の発電電力量の8%) 天然ガス 4,000 (世界の発電電力量の20%) バイオマス?バイオ燃料 24,000 (世界のエネルギー消費の21%) 屋上太陽光 440 (世界の発電電力量の1%未満) 風力 150 (発電電力量の1%弱 水力 =世界平均= 1,400 (発電電力量の15%) 原子力 =世界平均= 90 (発電電力量の17%) 発電電力量1兆kWh当たりの死者数 ※ 1兆kWhは日本の年間発電電力量に相当
42.
42 ★物事には必ず二面性(光の部分と陰の部分) があります。 ★この二面性を考えてバランスをとり総合的に 判断していく必要があると思います。 私から皆さまにお願いしたいこと 目白大学環境倫理学講座にて
43.
43 出典:平成24年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2013) http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2013/index.htm エネルギー資源の供給過程と利用形態
44.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_2.pdf 世界のエネルギー消費量の推移 (エネルギー源別?一次エネルギー) 44 ←実は薪や牛の糞などが結構多い
45.
出典:平成26年度(2014年度)エネルギー需給実績(速報)(資源エネルギー庁?総合エネルギー統計) http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/total_energy/pdf/stte_019.pdf 日本の一次エネルギー国内供給の推移 (エネルギー源別) 45 殆どを海外から輸入した化石燃料に頼る日本
46.
46 出典:平成26年度(2014年度)エネルギー需給実績(速報)(資源エネルギー庁?総合エネルギー統計) http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/total_energy/pdf/stte_019.pdf エネルギー源別一次エネルギー国内供給の推移
47.
47 わたくしたちの生活 炊事 洗濯 掃除 冷房 暖房 給湯 移動 ? ? ? あらゆるところで 奴隷や召使?家畜の 代わりにエネルギー を使う事で成り立っ ている
48.
48 100W/人×3,600s/h×8h/日×365日/年=1,051,200,000Ws(J)/人?年 (100w/人=100J/s 人100J×3600s/h×24h/日=8640kJ 1cal=4.18605Jより8,640kJ=2064kcal←一日の食物摂取量に相当) 原油1?=39,340kJより 奴隷一人は26.72?/年に相当 原油の比重は、 特軽質油:0.8017未満、軽質原油:0.8107-
0.829、 中質原油:0.830 – 0.903、重質原油:0.904-0.965、 特重質原油:0.965以上 0.8665kg/?で計算すると 奴隷一人は26.72? /年× 0.8665kg/?=23.15kg /年の石油の熱量に相当 エネルギー消費/人 (石油換算?/人) 奴隷換算 ア メ リ カ 7.05 324人 イ ギ リ ス 3.39 146人 ド イ ツ 4.08 176人 フ ラ ン ス 4.28 185人 E U 2 7 3.51 152人 ロ シ ア 3.51 207人 日 本 4.79 167人 中 国 1.45 63人 ア ジ ア 1.01 44人 ア フ リ カ 0.346 15人 世 界 1.69 73人 一人当たり一次エネルギー消費は日本エネルギー経済研究所『エネルギー?経済統計要覧』 日本エネルギー経済研究所はIEA「Energy Balances of OECD Countries」「 Energy Balances of Non-OECD Countries 」,World Bank「World Development Indicators」より推計 一人当たりエネルギー消費を奴隷に換算すると
49.
49 EPR(Energy Profit Ratio)とは 「究極資源量」と「確認(可採)埋蔵量」 究極資源量 確認埋蔵量 現在の技術で経済的に採取 できる資源の量 (資源の価格や技術進歩で 変わる) 出力エネルギーと投入エネルギーの比 1960年代の中東の石油はEPRが100を超えていたといわれる。 人間は採りやすいところから採掘。今後開発が考えられている超深海や北 極海などではEPRは著しく低下が予想される。 オイルシェールやオイルサンド、オリノコタールなども低EPRにならざるを得 ない。 メタンハイドレートはそもそも資源と言えるかを確認している状態。
50.
メソポタミア文明のエネルギー収支比(EPR) 50フィリューゲルの描いたバベルの塔 種まき時=小麦1粒 収穫時=小麦50粒 EPRorEROI=50 このエネルギー収支比が維持できなくなったときメソポタミア文明は崩壊!
51.
51 EPRが下がる(安い石油が無くなる)ということは… 奴隷や召使? 家畜の代わり にエネルギー を使う事で成 り立っている 生活ができな くなる。 生活レベルを 下げるか… 他の安価 なエネル ギーを確 保しなけ ればなら ない EPR=27 EPR=5
52.
52 これから石油 価格が上が ると予想 省エネや代替エ ネルギーの開発 に努める 石油価格における期待のパラドックス (逆説) 石油価格は 上がらない これから石油 価格が下が ると予想 省エネや代替エ ネルギーの開発 に努めない 石油価格 が上がる
53.
資源とは ? 濃縮している ? 大量にある ?
経済的な位置にある 出典: 石井『石油最終 争奪戦 世界を 震撼させる 「ピークオイ ル」の真実』 1のエネルギーを得るのにそれ以上のエネルギーがかかったら意味がない!
54.
54 太陽定数(大気表面の単位面積に垂直に入射する太陽のエネ ルギー量)が1366W/m2であるので地球の断面積を127,400,000 km?をかけると地球全体が受け取っているエネルギーは 1.740×1017 W 1Ws=1J だから1年間に大気表面で受ける太陽エネルギーは 1.740×1017 W×60s/m×60m/h×24h/d×365d/y=5.487×1024J 人類が全世界で1年間に使うエネルギーの量は原油換算で 11,099.3×106t
1t=1.176k? 原油1?=9,126kcal 1cal=4.2J 1.10993×1010t×1.176k?/t×103?/k?×9,126kcal/?×4.2J/ca l×103cal/kcal=5.003×1020J 出典:BP統計 http://www.bp.com/sectiongenericarticle.do?categoryId=9023766&contentId=7044197 石油連盟 http://www.paj.gr.jp/statis/kansan.html 約1万倍 しかし広く薄くしか存在しない 過去の太陽からのエネルギーを 濃縮したものとしての化石燃料に 頼ることに
55.
55 太陽のエネルギーは核融合(主に水素?ヘリウム) 恒星の核融合では鉄までしかできない それ以上重い元素は超新星爆発(恒星の死)できたもの 地球は超新星爆発のゴミ(廃棄物の塊) ウランもその時にできたもの 化石燃料も広い意味でのバイオマスエネルギー (石油天然ガス生成に無機起源説=非生物起源説もあるが 現在はそれを唱える人はほとんどいない) 石油?石炭?天然ガスは昔の貯金を取り崩して使って いるようなもの ウラン
56.
56 星のライフサイクル 本資料は化学同人殿?宮原ひろ子さまの承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 出典:宮原ひろ子『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか』2014年化学同人 【参考】核融合では鉄までしかできない。それより重い元素は超新星爆発による。
57.
57出典:「原子力?エネルギー」図面集
58.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 最終エネルギー消費と実質GDPの推移 58
59.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 日本のエネルギー国内供給構成及び自給率の推移 59
60.
60 OECD諸国の一次エネルギー自給率比較(2012年:推計値) 出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/
61.
61 長期的な問題、脱原子力の影響 山名 元 京都大学教授
2012年8月4日シンポジウム資料より 過度な原子力削減 エネルギー自給率の低下 CO2排出の増加 化石資源輸入依存増大 燃料費高騰リスク 電気代上昇 ユーザ負担増 国際圧力 膨大な資金の 海外流失 貿易収支、経 常収支の悪化 国富流出 投資の減少 利益減少 生産コスト 上昇 過度なエネルギー消費制限、需要管理 家計や業務 への影響 生活の質の低下 雇用の減少 産業の空洞化 人件費制限 ユーザによる付加 的な設備投資 競争力低下 GDPの減少 生産制限や生産調整 事業廃止 海外移転 生産移転 再エネ設備投資 系統安定化措置 送電系の強化 固定価格買取増 省エネ拡大 再エネの拡大 火力発電依存増大 国力の低下 エネルギー安全 保障低下
62.
62 チェルノブイリ事故のウクライナの悲劇 ? 日本とウクライナと似ている。石油などの資源がない。91年に 独立をし、ウクライナにある全部の原子力発電所を止めた(当 時の電力の50%が原子力) 国会議員が「ここにいる人たちは皆死ぬかもしれない」と言っ て、パニック発生。 ? 原子力発電所をやめて、5年以上たったら経済破綻。塗炭の苦 しみ。自殺急増。 ?
2年間の経済破綻の中で原子力を使わざるを得ないと分かっ て反対派は減った。93年に法律を改正して原子力を再稼動さ せた。 ? 安全性向上に注力。新たに3基稼動させ、現在15基。更に 2030年までに2基建設。 ? 電力は必要だし、原発を止めると燃料代がものすごくかかる。 ? 原発で公害も減った。 奈良林 直 北海道大学教授 2012年8月4日シンポジウム資料より
63.
63 2009年推計人口 1,353,311,033 1,198,003,272 501,061,526 319,081,833 229,964,723 193,733,795 180,808,096 162,220,762 中国 インド EU アメリカ インドネシア ブラジル パキスタン ナイジェリア バングラデシュ 154,728,892 140,873,647 ロシア ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 127,156,225 2030年予測人口 2050年予測人口 世界計 6,900,000,000(2010年10月推計値)
8,308,895,000 9,149,984,000 1,462,468,000 1,417,045,000 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 中国 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 1,613,800,000 インド 1,484,598,000 中国 インド … … ? 117,424,000 101,659,000 アメリカ インドネシア 369,981,000 271,485,000 パキスタン ナイジェリア ブラジル バングラデシュ ロシア エチオピア 217,146,000 265,690,000 226,651,000 203,214,000 131,561,000 128,864,000 アメリカ パキスタン ナイジェリア インドネシア バングラデシュ ブラジル ? エチオピア コンゴ 403,932,000 335,195,000 289,083,000 288,110,000 222,495,000 218,512,000 173,811,000 147,512,000
64.
64 1950年推計人口 中国 インド アメリカ インドネシア ブラジル 日本 ドイツ ロシア ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ 世界計 2,529,346,000 イタリア イギリス 544,951,000 371,857,000 157,813,000 102,702,000 82,824,000 77,152,000 68,376,000 53,975,000 50,616,000 46,367,000 結局昔から『国力』=『人口力』? 人口データ出典:UN, World
Population Prospects(世界の人口推計) http://www.un.org/esa/population/unpop.htm World Population Prospects The 2008 Revision http://esa.un.org/unpp/index.asp 国立社会保障?人口問題研究所中位推計では 2,050年の日本の人口 95,151,684,000 (19位相当) http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/suikei07/suikei.html
65.
出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/ 最終エネルギー消費の構成比 65
66.
66出典:平成24年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2013)に加筆 http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2013/index.htm 民生分野におけるエネルギー消費の現状 (2010年度) ヒートポンプ利用による効率改善余地のある分野(赤枠内)
67.
67 民生部門のエネルギー消費構成 出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/
68.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015)に加筆 http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 68 意外に少ない家庭の冷房需要によるエネルギー消費 52%を占める暖房と給湯(赤い波線の部分)にヒートポンプ利用 による省エネの余地が大きい 世帯当たりエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移 ×一般的には省エネ=エアコンの温度を下げると いうのは理解不足!! 2.6%
69.
69 家庭部門におけるエネルギー源の推移 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf
70.
70 家庭におけるエネルギー消費 暖房や給湯に比べ冷房は実 は少ない ?ヒートポンプだから! 第28回国有財産の有効活用に関する検討?フォローアップ有識者会議 資料 http://www.mof.go.jp/singikai/zaisanfollow_up/siryou/20080415/02a.pdf
71.
71 欧米各国は暖房部分にヒ ートポンプ導入による大 幅なエネルギー効率改善 余地がある 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 日本が世界に向かっ て発信する必要性 家庭におけるエネルギー消費
72.
72 みなさまには今更で恐縮です!! ★高効率な高効率空調機 ★高効率なヒートポンプ式給湯器
73.
出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/ 73 業務部門業種別エネルギー消費量の推移
74.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書 2015)に加筆 http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 74 業務部門業種別エネルギー消費量の推移 ?????? ??によ る改善 余地
75.
75 業務部用エネルギー源の推移 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書 2015)に加筆 http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf
76.
767676 出典:田口一雄『石油はどうしてできたか』1993年 青木書店 本資料は青木書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 76 無機起源説まで含めた過程を炭素循環の視点からまとめた化石燃料生成過程
77.
77 石油ができるまで
78.
7878 地層の背斜構造での石油のたまり方 出典:田口一雄『石油はどうしてできたか』1993年 青木書店 本資料は青木書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 78
79.
79 本資料は青木書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 貯留岩中に石油が含まれている状態 出典:田口一雄『石油はどうしてできたか』 1993年 青木書店
80.
80 80
81.
81 本資料は青木書店殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 世界の堆積盆地と主な油田の分布 出典:田口一雄『石油はどうしてできたか』1993年 青木書店
82.
82 【上】出典:石井吉徳『石油最終争奪戦』日刊工業新聞 本資料は日本放送出版協会殿?日本工業新聞殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 ピークを越して減退する非OPEC、非FSU諸国 自噴する油田(EPR=100) 1の投入エネルギーで100のエネ ルギーが得られていた時代 オケマ(オクラホマ)の油井やぐら, 1922 出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3 %E6%B2%B9 左写真:自噴する油田→このような油田は少なくなっている →水や二酸化炭素?メタンなどを注入し回収量を増やしている (EOR=Enhanced Oil
Recovery )
83.
83 ?油田発見は1960年代がピーク ?発見量を生産量が上回っている ?確認埋蔵量が減らないのは回収技術の進歩と石油価格の上昇による 投入できるコストの増大による 石油生産量を下回る油田発見
84.
8484 84 資料ご提供 芦田譲京都大学名誉教授
85.
85 中東地域の石油とガス田 本資料は作品社 殿の承諾を得て 転載しています。 無断での再複 写?転載?配布等 は法律に反しま す。 出典:????=??????????? 増田達夫監訳 林昌宏翻訳『世界エネルギー市場』2007年
作品社 ガワール油田
86.
86 ガワール油田の規模 出典:石井吉徳「石油ピークが来た」日刊工業新聞 本資料は日本工業新 聞殿の承諾を得て転 載しています。無断で の再複写?転載?配布 等は法律に反します。
87.
87 ?太陽からのエネルギーがあるから大丈夫? ?メタンハイドレードがあるから大丈夫? ?石油もオイルシェールやオイルサンド、オリノコタールがあ るから大丈夫? ?ウランも海水中には確認埋蔵量の1000倍ある 100年×1000=10万年分? (高速増殖炉利用で更に100倍なら1,000万年分?) エネルギーの質を考えていない議論
88.
88 化石燃料はまだまだあるという意見もありますが??? 量の問題より質(エネルギー収支比)の 問題が重要 全ての物には二面性(光と影)があります。 それをどう折り合いをつけていくかが重要!
89.
89 http://gcep.stanford.edu/events/workshops_NEA2015.html http://news.stanford.edu/news/2014/june/net-energy-analysis-062414.html エネルギー収支比研究の海外の動向例
90.
90 45.7年 62.8年 119年 100年 187兆4900億? 8,260億トン 547万トン1兆3,331億 バーレル ●石油、天然ガス、石炭可採年数=確認可採埋蔵量/年間生産量……出典(1) ●ウラン可採年数=確認可採埋蔵量/2006年消費量(原子力発電実績(2,675 TWh)に基づく)……出典(2) 出典:(1)BP統計2010 (2)NEA「URANIUM2007」 石油 (2009年末) 天然ガス (2009年末) 石炭 (2009年末) ウラン (2007年1月) 世界のエネルギー資源確認埋蔵量 90 石油?天然ガスは景気後退による消費(分母)減 に伴い今回増加。 石炭は消費量の急増により近年急速に低下。 ウランは探査すればいくらでもあるとの 見方もある。例えば、オーストラリアやモ ンゴルにも新鉱山があるようですが、コ ストの関係で未開発。 BP統計2015では52.5年 BP統計2015では54.1年 BP統計2015では110年
91.
91 可採年数(R/P) 確認可採埋蔵量 現在の確認可採埋蔵量をその年の生産量で割ったモノ 現在の確認可採埋蔵量/その年の生産量 面積×厚さ×孔隙率×(1-水分飽和率)×回収率 回収率:自噴(約20%)、回収率向上技術(40~50%) 既に発見されて採り出しうる量 (出典)芦田譲京都大学名誉教授 2007年6月9日 京都科学カフェ講演「日本周辺の資源エネルギーと地域調和型社会の構築」資料 スライド26枚目 http://education.ddo.jp/kagaku/ashida/ashida.pdf 科学カフェ京都
http://ameblo.jp/kagaku/entry-10035268328.html
92.
92 出典:石油連盟 今日の石油産業2015 http://www.paj.gr.jp/statis/data/data/2015_data.pdf 原油系資源の可採埋蔵量と生産コスト
93.
93 世界の原油確認埋蔵量(2012年末) 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次 報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/white paper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_2.pdf
94.
94 我が国への供給ルート上の?????????の現状(2013年) 出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/
95.
原油の輸入量と中東依存度の推移 95出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf
96.
96 地域別天然ガス埋蔵量(2011年末) 出典:平成26年度 エネルギーに関す る年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about /whitepaper/2015pdf/whitepaper2015 pdf_2_2.pdf
97.
97 我が国への供給ルート上の?????????の現状(2013年) 出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/
98.
98 世界の輸送方式別天然ガス貿易量の推移 石油、天然ガスの貿易比率(2009 年) 天然ガスのうちLNG利用 率の推計 30%×30.7%=9.2%程度 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書
2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_2.pdf
99.
99 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次 報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/white paper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 世界のLNG輸入(2013年)
100.
100出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf LNG
の电力、都市ガス用贩売量の推移
101.
101 0 50 100 150 200 250 2000 2001 2002
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 ? 石炭の可採年数の推移 BP統計を基に作成 比較的豊富にあると言われる石炭も…
102.
102 世界の石炭可採埋蔵量(2011年末時点) 出典:平成26年度 エネルギーに関 する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/abou t/whitepaper/2015pdf/whitepaper20 15pdf_2_1.pdf
103.
103 再生可能エネルギーへの投資動向 出典:平成26年度 エネルギーに関 する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/abou t/whitepaper/2015pdf/whitepaper20 15pdf_2_1.pdf
104.
104 世界のエネルギー需要実績と予測 出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/
105.
105 出典:BP統計 2015 http://www.bp.com/content/dam/bp/pdf/energy-economics/statistical-review-2015/bp-statistical-review-of-world-energy-2015-full-report.pdf 世界の地域別一次エネルギー総供給の違い 石油 北米 中南米
ヨーロッパ 中東 アフリカ アジア?太平洋 天然ガス 原子力 水力 再生可能エネルギー 石炭
106.
106 天然ガスを例に改めてエネルギーの質と量の問題を考える 開発が簡単なものは量が少ない メタン?ハイドレート シェールガス
107.
107 在来型天然ガスと非在来型天然ガス 在来型は穴を掘れば採掘出来たが、それ以外は簡単ではない 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_1_1.pdf
108.
108 シェール?ガスの掘削について
109.
109 109 急激に低下するシェールガスの生産量
110.
110 バッケン油田の採掘孔 出典:The Oil Drum
2012.4.1 元三井物産理事燃料部長小野章昌様ご提供資料
111.
111 出典:平成25年12月24日『海洋エネルギー?鉱物資源開発計画』経済産業省 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shigen_nenryo/pdf/report01_01_00.pdf メタンハイドレート 資源として見ていいか判断している段階
112.
112 出典:メタンハイドレート資源開 発研究コンソーシアムHP http://www.mh21japan.gr.jp/pd f/BSR_2009.pdf メタンハイドレートについて(日本周辺海域のBSR の分布) BSRとは: メタンハイドレートの調査は、石油や天 然ガスと同様に、音波を使った物理探 査(反射法地震探査)によって実施され ます。この調査データからBSR(海底 擬似反射面:Bottom Simulating Reflector)と呼ばれる特徴的な反射面 を確認することによって、地層中のメタ ンハイドレートの存在を推定しています。 BSRは、地層中に海底とほぼ並行す る形で表れます。地質学的には、BSR はメタンハイドレートが安定的に存在す る領域の基底部に相当します。つまり、 BSRがあるということは、その上部に メタンハイドレートが存在することを知 る手がかりとなります。
113.
113 出典:資源エネルギー庁 『エネルギー白書2011』 http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2011/index.htm メタンハイドレート開発計画の概略(フェーズ2以降)
114.
114 出典:メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアムHPに加筆 http://www.mh21japan.gr.jp/mh/02-2/ メタンハイドレートの安定領域図 温水加温法 減 圧 法
115.
115 原子燃料サイクル(現状) 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf
116.
116 原子燃料サイクル 海外に依存し ない! 経済産業省資源エネルギー庁資料 116
117.
117 【FBRサイクル】エネルギー問題?地球環境問題の同時解決 原子力は消費する資源あたりに発生するエネルギーが極めて大きく、その発 電過程で殆ど温室効果ガスを発生しません。放射性廃棄物を適切に処理?処分 することで、クリーンなエネルギーといえます。 とはいえ、現在の原子力で利用しているウランにも限りがあります。FBR サイクルは、ウランをプルトニウムに変換でき、ウランの持つ潜在的なエネル ギーを最大限引き出すことができる技術です。このため、FBRサイクルは、 エネルギー問題?地球環境問題の同時解決に向けて大きく期待されています。 出典:独立行政法人 日本原子力研究開発機構HP http://www.jaea.go.jp/04/fbr/top.html
118.
高レベル放射性廃棄物の地層処分の概要 出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/ 118
119.
出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/ 地層処分の安全確保の考え方 119
120.
120 諸外国における高レベル放射性廃棄物の処分について http://www2.rwmc.or.jp/publications:hlwkj2015#紹介 世界的には地層処分でコンセンサス 出典:原子力環境整備促進?資金管理センター『諸外国における高レベル放射性廃棄物の処分について(2015年版)』
121.
121 各国の高レベル放射性廃棄物の処分事業の進捗状況 出典:原子力環境整備促進?資金管理センター 『諸外国における高レベル放射性廃棄物の処 分について(2015年版)』 http://www2.rwmc.or.jp/publications:hlwkj2015#紹介
122.
122 出典:平成27年12月18日『最終処分関係閣僚会議(第五回)』資料 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/saisyu_syobun_kaigi/dai5/siryou1.pdf 科学的有望地について、地層処分の実現に至る長い道のりの最初の一歩として国民や 地域に冷静に受け止められる環境 を整えた上で、平成28年中の提示を目指す。 高レベル放射性廃棄物地層処分に関する最近の動向
123.
123 平成28年1月16日撮影 国立研究開発法人日本原子力研究開 発機構 バックエンド研究開発部門 出典:国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 バックエンド研究開発部門パンフレット『地層処分技術に関する研究開発』 http://www.jaea.go.jp/04/tisou/pamph/pdf/100222.pdf 我が国における高レベル放射性廃棄物の地層処分における研究
124.
124出典:国立研究開発法人日本原子力研究開発機構パンフレット『地層を科学する』 http://www.jaea.go.jp/04/tono/pamph/tgcpamph.pdf 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 バックエンド研究開発部門 毎月一回土曜日に見学会を実施 http://www.jaea.go.jp/04/tono/k engaku/kengaku_miu1.html
125.
出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/ 東アジア地域における原子力発電所建設計画 125
126.
月刊Wedge 2014年7月号 (http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3952) 126 本資料は株式会社ウェッジ様のご好意により講演会資料限りで使用の許諾を頂戴しています。 無断での二次利用?頒布等は法律に反する可能性がありますのでご注意下さい。
127.
127 (出典:平成26年度版国土交通白書) http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h26/hakusho/h27/pdf/np101100.pdf 我が国人口の推移
128.
128(出典:平成24年度版国土交通白書) http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h24/hakusho/h25/pdf/np101000.pdf 我が国人口の推移
129.
129 0 20000 40000 60000 80000 100000 120000 -9000 -8000 -7000
-6000 -5000 -4000 -3000 -2000 -1000 0 1000 2000 西暦 0 100 200 300 400 500 600 -8800 -7800 -6800 -5800 -4800 -3800 -2800 -1800 出典:鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』講談社学術文庫より作成 本資料は講談社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 0 20000 40000 60000 80000 100000 120000 140000 725 925 1125 1325 1525 1725 1925 歴史時代の人口 現在 古代の人口 縄文早期 縄文前期 縄文中期 縄文後期 縄文晩期 弥生時代 日本列島の地域人口:縄文早期~2000年 江戸時代 人口3000万人台で停滞
130.
130 出典:鬼頭宏『人口か ら読む日本の歴史』講 談社学術文庫 地域人口の変動(1721~1846年) 18世紀 小氷期の影響 (太陽活動のマウンダー極小期) ヨーロッパでは 魔女狩り 本資料は講談社殿の 承諾を得て転載してい ます。無断での再複 写?転載?配布等は法 律に反します。
131.
131 貧しかった日本(胸まで浸かった田植えの様子) 昭和30年代の富山県 131 出典:養老孟司?竹村公太郎『本質を見抜く力 環境?食料?エネルギー』2008年 PHP出版 本資料はPHP出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。
132.
132 出典:坂本雄三編著 『省エネ?温暖化対策の処方箋』2006年 日経BP社 本資料は共同通信社殿?日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 豊かさにあこがれた日本 (洗濯機?冷蔵庫?テレビが「三種の神器」と言われた)
133.
133 貧しい時代は女性に厳しい時代 (生殖可能期間の終了が人生の終了) 出典:竹村公太郎著 『日本文明の謎を解く 21世紀を考 えるヒント
』2003年 清流出版 本資料は清流出版殿の承諾を得て転載しています。無 断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 平均的な人生で女性が長い老後を送れるのは 現代だけかもしれない。 女性<男性 女性のほうが 寿命が短い 女性≒男性 女性>男性
134.
134 すでに現実化している女性の貧困問題 出典:国立社会保障?人口問題研究所 社会保障応用分析研究部阿部彩部長 ?1人暮らしの女性世帯の貧困率は、勤労世代で32% ?1人暮らしの65歳以上の女性世帯では52% ?19歳以下の子供がいる母子世帯の貧困率は57% 相対的貧困率とは、すべての国民を所得順に並べて、真ん中の人の所得の半 分(貧困線)に満たない人の割合を指す。厚生労働省では、相対的貧困率にお ける貧困線を114万円、OECD(経済協力開発機構)の報告では、日本の貧困線 は149万7500円 平成26年1月27日放送 NHK総合?クローズアップ現代 『あしたが見えない ~深刻化する“若年女性”の貧困~ 』でも話題に
135.
135 平成22年9月16日 電気新聞 出典:WHO2009 http://www.who.int/healthinfo/global_burden_disease /GlobalHealthRisks_report_full.pdf?ua=1 ?大気汚染で2012年全世界で 年間700万人が死亡 (WHO?世界保健機関推計) http://www.who.int/mediacentre/news/releases/201 4/air-pollution/en/ ?日本でも年間33,000人~ 52,000人死亡 (WHO?世界保健機関推計)
136.
136 私の疑問(東電の公式見解ではありません) ? 昨今の石油価格の低下はあるが、安い化石燃 料の時代は終わった ? 少子高齢化で日本経済の相対的地位低下 ?
財政は危機的状況だが国内はそれほど危機感 がない ? 96%(原子力を準国産エネルギーとしても81%) を輸入に頼る ? 将来もエネルギーを海外から今までと同じように 買い続けることができるのか? ? 社会インフラはこのまま維持できるか? ? 影響は社会的弱者ほど大きい。
137.
137 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/007_01_00.pdf 出典:資源エネルギー庁 『再生可能エネルギー電源別の課題と推進策』(平成26年12月2日) 日本の今年度は474円/月 (1.58円/kWh×300kWh/月) 年間1.8兆円 今後3兆円×20年? 2014年度日本のGDP490.6兆円
138.
138
139.
139 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/007_01_00.pdf 出典:資源エネルギー庁 『再生可能エネルギー電源別の課題と推進策』(平成26年12月2日)
140.
140出典:『再生可能エネルギーの導入促進に係る 制度改革の検討状況について(報告)』 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/015_b02_00.pdf 再生可能エネルギーへの国の取り組み状況
141.
141 太陽光発電の天候別発電電力量の推移 電気にも質(電圧と周波数)があります。 このため大量の太陽光発電が導入されると対策が必要になります。 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf
142.
142 都道府県別太陽光発電設備利用率分布表 0 1 2 3 4 5 6 7 9.0% 9.1% 9.2% 9.3% 9.4% 9.5% 9.6% 9.7% 9.8% 9.9% 10.0% 10.1% 10.2% 10.3% 10.4% 10.5% 10.6% 10.7% 10.8% 10.9% 11.0% 11.1% 11.2% 11.3% 11.4% 11.5% 11.6% 11.7% 11.8% 11.9% 12.0% 12.1% 12.2% 12.3% 12.4% 12.5% 12.6% 12.7% 12.8% 12.9% 13.0% 設備利用率 都道府県数 秋田県:9.1% 高知県:12.7% 全国平均 11.2% 出典:財団法人新??????財団「都道府県のkW当 たりの年間発生電力量と年間売電電力量(10年 間)[1995.4~2004.3]」 実際に発電している割合は11%程度。 報道で原発×基分に相当という表現を目にしますが、実際には電気を作る量はその8分の一程度。
143.
143 再生可能エネルギ導入に伴う国民負担の動向 出典:『再生可能エネルギーの導入促進に係る 制度改革の検討状況について(報告)』 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/015_b02_00.pdf
144.
144 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/007_01_00.pdf 出典:資源エネルギー庁 『再生可能エネルギー電源別の課題と推進策』(平成26年12月2日)
145.
145 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次 報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/white paper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 風力発電の総設備容量に占める各地域別の割合 北海道?東北?九州に集中
146.
146 The map shows
the mean wind speed in ms-1 @ 10 m a.g.l. for the period 1976-95, according to the NCEP/NCAR reanalysis data set 出典:http://www.windatlas.dk/World/Index.htm 世界の風の状況 アルゼンチンのパタゴニア地方などは風力発電に適しているとも言われる。
147.
147 洋上風力も水深200m程度 まで。 日本近海は急峻なため大陸 棚のある場所とは違う 本資料は思文閣出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写?転載?配布等は法律に反します。 出典:安田?松岡編『日本文化と民族移動ー文明と環境Ⅱー』1994年 思文閣出版
148.
148 出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/ バイオマスの分類及び主要なエネルギー利用形態
149.
149 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/007_01_00.pdf 出典:資源エネルギー庁 『再生可能エネルギー電源別の課題と推進策』 (平成26年12月2日) 出典:資源エネルギー庁 『再生可能エネルギー電源別の課題と推進策』(平成26年12月2日)
150.
150 日本の水力発電設備容量および発電電力量の推移 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf
151.
151 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper /2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 水力発電発導入量の国際比較
152.
152 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/007_01_00.pdf 出典:資源エネルギー庁 『再生可能エネルギー電源別の課題と推進策』(平成26年12月2日)
153.
153 出典:平成25年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2014) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2014pdf/ 日本の地熱発電設備容量および発電電力量
154.
154出典:資源エネルギー庁 『再生可能エネルギー電源別の課題と推進策』(平成26年12月2日) http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/007_01_00.pdf
155.
155
156.
地域冷暖房の総合エネルギー効率(平成23年度実績) 全国 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 10,000 100,000 1,000,000
10,000,000 販売熱量[GJ] 総合エネルギー効率 蓄熱(未利用エネルギー活用) 蓄熱 ガス(コージェネ排熱利用方式) ガス グループ分類 蓄熱(未利用エネ) 電気比率80%以上、かつ、河川水?地下水?下水利用 蓄熱 電気比率80%以上 ガス(コージェネ排熱) ガス比率問わず、コージェネをプラント内に設置している地区を除く ガス ガス比率70%以上 蓄熱 0.65~1.28 (未利用エネ活用 0.95~1.28) ガス(コージェネ排熱利用方式) 0.52~0.92 ガス(一般) 0.29~0.92 (注) コージェネをプラントに設置している地点を除く。 総合エネルギー効率 = 販売熱量(GJ) / 原燃料使用量(GJ) (出所)熱供給事業便覧 平成25年版 (24年度実績値)より作成 コージェネレーションの効率性を考える 156
157.
(注) コージェネをプラントに設置している地点を除く。 総合エネルギー効率 =
販売熱量(GJ) / 原燃料使用量(GJ) (出所)熱供給事業便覧 平成25年版 (24年度実績値)より作成 地域冷暖房の単位販売熱量当たりのCO2排出量(平成23年度実績) 全国 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0 140.0 160.0 180.0 10,000 100,000 1,000,000 10,000,000 販売熱量[GJ] 単位販売熱量当たりのCO2排出量[kg-CO2/GJ] 蓄熱(未利用エネルギー活用) 蓄熱 ガス(コージェネ排熱利用方式) ガス グループ分類 蓄熱(未利用エネ) 電気比率80%以上、かつ、河川水?地下水?下水利用 蓄熱 電気比率80%以上 ガス(コージェネ排熱) ガス比率問わず、コージェネをプラント内に設置している地区を除く ガス ガス比率70%以上 蓄熱 26.5~66.0 (未利用エネ活用 26.5~35.7) ガス(コージェネ排熱利用方式) 47.5~81.5 ガス(一般) 51.0~156.3 コージェネレーションの環境性を考える 157
158.
ここで比較してしまっている! ヒートポンプの効率性 158
159.
159 http://www.slideshare.net/FusajiHayasaka/200908epr-27834247 http://www.slideshare.net/FusajiHayasaka/200908epr エネルギー?システムの効率性を考える
160.
160 二次エネルギー:他のエネルギーから作られるエネルギー 水素 炭化水素(化石燃料)から作る 水から作る 電気分解 熱分解 光分解 放射線分解 水蒸気改質法 部分酸化法など 水素について 水素は電気と同じ二次エネルギー 石炭を使って作る ガス化 これでは化石燃料が必 要なことは変わらない 電気を何からつくるかで結局同じ。再生可能エ ネルギーからの電気に期待するのは疑問。 量的にはあまり期待できない バイオマス?廃棄物利用 (炭化水素から作る方法の一つ) 微生物分解など (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
161.
161 独立行政法人工業所有権 情報?研修館 流通部
『特許流通促進事業』 平成17年度 特許流通支援チャート 一般20 水素製造技術 http://www.ryutu.inpit.go.jp/chart/H17/ippan20/frame.htm 水素の製造方法
162.
162 出典:『地球を考える会』原子力の日記念講演会「みんなで考えよう!! エネルギーと地球環境問題」 http://enecon.netj.or.jp/forums/091026fukuoka/index.html (財)電力中央研究所 原子力技術研究所
特別上席研究員 天野治氏 「石油ピーク後のエネルギー」講演資料 http://enecon.netj.or.jp/forums/091026fukuoka/091026_amano.pdf 水素をインフラ面から考える(自動車を例に全体の観点から) 液体から高圧の気体に ③ ① ガス 冷却 液体 -162℃ ② 水素製造(天然ガス改質) 日本へ H2ガス 冷却 -263℃ 液体 スタンド インドネシア 水素自動車 高圧タンク 高圧でタンクに供給 ④⑤ ⑥ ⑦ インドネシアから日本までの液化輸送にエネルギーがかかる。 この部分しか 着目していない。
163.
163 高温ガス炉(原子炉)による水からの水素製造 ( 原子力による低炭素社会の実現に貢献する研究開発 原子炉 最先端の水素製造技術-熱化学法ISプロセス 次世代超高温ガス炉に最も近い HTTR(定格出力 30MW) ○高温工学試験研究炉(HTTR)を活用して水素製造と発電の実現が可能な高温ガス 炉技術基盤を確立 ○高温ガス炉からの高温核熱を利用して、炭酸ガスを排出しない熱化学法ISプロセス による水分解水素製造技術を開発 ?原子炉出口温度950℃を達成 (平成16年4月) ?50日間の高温連続運転を完遂
(平成22年1月~3月) 資料ご提供「日本原子力研究開発機構」
164.
164 運輸部門のエネルギー消費構成 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書 2015)に加筆 http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf
165.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 165 運輸部門のエネルギー源別消費量の割合
166.
166 (出典:平成24年度版国土交通白書) 我が国のエネルギー利用量と石油製品使用量 部門別石油依存度
167.
167 国内貨物輸送の輸送機関別分担率の国際比較(トンキロベース) (出典:平成24年度版国土交通白書)
168.
出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_2_1.pdf 168 旅客部門のエネルギー消費量の推移
169.
169 都道府県別家庭の一人当たりエネルギー消費 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 北 海 道 秋 田 福 井 石 川 富 山 青 森 岩 手 新 潟 福 島 山 形 宮 城 山 口 徳 島 高 知 島 根 岡 山 愛 媛 鳥 取 広 島 香 川 三 重 大 阪 愛 知 和 歌 山 兵 庫 長 野 千 葉 大 分 佐 賀 宮 崎 静 岡 福 岡 長 崎 岐 阜 奈 良 東 京 群 馬 京 都 鹿 児 島 神 奈 川 熊 本 山 梨 滋 賀 栃 木 茨 城 埼 玉 沖 縄 自動車 家庭 東京 京都 大阪 出典:独立行政法人 経済産業研究所 都道府県別??????消費統計 個人の生活では必ずしも地方に比べ都会のエネルギー消費が多いわけではない 自動車次第 都会より地方の方が エネルギー価格高騰の インパクトが大きい? 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
170.
170 都道府県別自家用車の一人当たりエネルギー消費 自家用車による一人当たりエネルギー消費 0 2 4 6 8 10 12 14 北 海 道 青 森 岩 手 宮 城 秋 田 山 形 福 島 茨 城 栃 木 群 馬 埼 玉 千 葉 東 京 神 奈 川 新 潟 富 山 石 川 福 井 山 梨 長 野 岐 阜 静 岡 愛 知 三 重 滋 賀 京 都 大 阪 兵 庫 奈 良 和 歌 山 鳥 取 島 根 岡 山 広 島 山 口 徳 島 香 川 愛 媛 高 知 福 岡 佐 賀 長 崎 熊 本 大 分 宮 崎 鹿 児 島 沖 縄 出典:独立行政法人 経済産業研究所 都道府県別??????消費統計 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 東京 京都 大阪 都道府県間で3倍近い差
171.
171 ? ヒートポンプの活用 ?
電気自動車の活用 エネルギー消費サイドへの取り組み
172.
電力システム改革の全体像 出典:平成26年度 エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書 2015) http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015pdf/whitepaper2015pdf_1_3.pdf
173.
173 エネルギーシステム改革の流れ 出展:総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会平成27年11月20日第18回会合資料 http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/018/pdf/018_007.pdf
174.
ガスシステム改革の全体像 出典:資源エネルギー庁平成27年8月20日ガスシステム改革小委員会事務局提出資料 http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/kihonseisaku/gas_system/pdf/022_03_00.pdf 174
175.
175 放射線?放射性物質 ?放射能について
176.
176出典:資源エネルギー庁「原子力2010」他 日常生活と放射線 10 2.4 0.2 0.022 6.9 1.0 0.05 世界の1人あたりの 自然界からの放射線 (年間?世界平均) 国内での自然界からの放射線の差 (年間?県別平均値の差の最大) 東京~ニューヨーク航空機旅行 (往復?高度による宇宙線の増加) 再処理工場の操業による工場周辺の 線量目標値(年間) クリアランスレベル導出の 線量目安値(年間) 全身CTスキャン(1回) 一般公衆の線量限度 (年間?医療は除く) 0.6 胸のX線集団検診(1回) 原子力発電所(軽水炉)周辺の線量目標値(年間) (実績ではこの目標値を大幅に下回っています) 胃のX線集団検診(1回) 宇宙から 0.39 大地から 0.48 食物から 0.29 空気中の ラドンから 1.26 岐阜 神奈川 0.4 放射線の量 (ミリシーベ ル ト
) 10 1 0.1 0.01 ブラジル?ガラパリでの 自然界からの放射線(年間) 0.01 1.48日本の1人あたりの 自然界からの放射線 (年間?全国平均) ※ 日本の原子力発電から放出 される放射性物質から受け る放射線の量は0.001ミリシ ーベルト未満です。(年間 )
177.
177 明るさを表わす単位 〔ルクス(lx)〕 放射線によってどれだけ影響があるのかを表わす単位 〔シーベルト(Sv)〕 懐中電灯 放射性物質 光を出す能力 光の強さを表わす単位 〔カンデラ(cd)〕 放射線を出す能力 (放射能) ※ 放射能の強さを表わす単位 〔ベクレル(Bq)〕 ※放射能を持つ物質(放射性物質)のことを指して用いられる場合もあります 出典:資源エネルギー庁「原子力2010」 光 放射能と放射線
178.
178
179.
179 179
180.
180 180
181.
181 181
182.
182 ①体内に生じた反応性の 高い物質を除去するため の「抗酸化機能」 ②DNAの上に生じた損傷 を修復する仕組み ③DNA損傷が蓄積した細 胞を除去するアポトーシ スと呼ばれる機構 ④がん化した細胞を除去 する免疫機能 など 182生態防御機能 生態防御機能
183.
183 『放射線の人体への影響』 日本学術会議総合工学委員会主催「原子力総合シンポジウム2010」 放射線医学総合研究所 酒井一夫氏講演資料 LNTの考え方によれば、どんなに微量の放射線であっても、線量に応じたリスクの増加があることになるので、微量の放射線によるリスクを多人数に適用すればがん死 亡数が算定されることになる。チェルノブイリ事故の影響を評価するにあたり、対象を全世界に拡大して、事故による被ばくに起因する死者が数万人に達するという議論 があったが、この一例といえよう。いまだにこのような例が後を絶たないが、国際放射線防護委員会(ICRP)では2007年に発表した勧告の中で、微量の放射線による計 算上のリスクを多人数に適用して、死亡数などを算定することは適切ではないと注意喚起している。 183
184.
184 放射線の種類と性質の比較 代表的な放射性物質とその物理的半減期 本 体 重
さ 電 荷 物 質 浸 透 力 電 離 作 用 蛍 光 作 用 ? ? ? ? 線 ? ? ? ? 原 子 核 非 常 に 重 い 正 電 荷 2 小 大 大 ? ? ? ? 線 電 子 非 常 に 軽 い 負 電 荷 1 中 中 中 ? ? ? ? 線 ( エ ッ ク ス 線 ) 電 磁 波 な し な し 大 小 小 中 性 子 線 中 性 子 重 い な し 大 大 大 核 種 半 減 期 主な放射線 ?????※ 12年 β線 ????40※ 13億年 β線 ?????54 300日 γ線 ?????60 5年 γ線 ???????90 29年 β線 ヨウ素131 8日 γ線 核 種 半 減 期 主な放射線 ????133 5日 γ線 ????134 2年 γ線 ????137 30年 γ線 ?????226※ 1600年 α線 ウラン235※ 7億年 α線 ???????239 24000日 αf線 ※自然放射性物質 生体半減期 (体内で半分になる 期間) セシウム30日
185.
185I:ヨウ素131の半減期は8日なので今はほとんどない。Cs:セシウムは今は半分程度に。 【注意】安定的で残留蓄積される化学物質ではないので、食物連鎖で濃縮されない。 東京電力株式会社 福島事故調査報告書 福島第一原子力発電所事故による大気中への放射性物質排出量 http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120620j0303.pdf
186.
186 大気中の放射性物質の濃度の時系列的変化 1960年代や70年代には核実験の影響で大気中の放射性物質は1,000倍から10,000倍もあった。
187.
187 出典:『世界の高自然放射線地域の健康調査より』 http://www.taishitsu.or.jp/genshiryoku/gen-1/1-ko-shizen-1.html 世界各地の大地から受ける年間自然放射線量 地域 平均値 最高値 ラムサール(イラン)
10.2 260 ガラパリ(ブラジル) 5.5 35 ケララ(インド) 3.8 35 陽江(中国) 3.5 5.4 香港(中国) 0.67 1.0 日本 0.43 1.26 (mSv/y)
188.
188
189.
189 原子力発電所の安全性について 原子力発電所?ジェット旅客機?自動車でどれが一番危ないとお聞きすると (一般の方の答え) 原子力発電所>ジェット旅客機>自動車 (実際には) 自動車>ジェット旅客機>原子力発電所 交通事故による死者(早坂推計) (昭和30年~平成20年の累計) 24時間以内
約557,000人 3日以内 約644,000人 1年以内 1,000,000人超 ジェット旅客機 第四世代旅客機で今世紀 に入って先進国の死亡事故 はブラジル沖のエールフラ ンス機墜落のみ 原子力発電所 1966年の東海発電所 運転開始以来原子炉の事 故での死亡者は国内ゼロ ? ユニオンカーバイド社事故:インド?ボパールの化学工場から有毒ガスが流れ出た事 故。その夜のうちに2000人以上が死亡し、15–30万人が被害を受けた。数ヶ月以内 に新たに1500人以上が死亡し、最終的に、様々な要因で1万5000人~2万5000人 が死亡したとされる。 (1984年12月3日) ? ブラジル沖エールフランス航空エアバスA330-200型機事故、乗客?乗員228名の生 存は絶望的(2009年6月1日) ? JR西日本福知山線事故 死者107名(2005年4月25日) チェルノブイリ事故(1986年4月26日) ?事故そのものの死者は31名(爆発による死者 など3名を含む)最終的には58名。 ?小児甲状腺ガンの増加があるが99%は存命と 言われる JCO事故(1999年9月30日) ?死者2名、燃料加工工場での事故 美浜3号機事故(2004年8月9日) ?死者4名、二次冷却系の復水配管から 蒸気漏れ ????????????事故(1979年3月28日) ?放射性物質による住民や環境への影響は ほとんど無かった。 <参 考>
190.
190 出典:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/6820.html 交通事故発生件数?死者数?負傷者数の推移 (昭和23年~平成25年)
191.
191 無責任でアジテーショナルな報道や言動について チェルノブイリの事故の時 ヨーロッパでは数千人が人工中絶をしたと言われる。 数千の生命を奪った 日本でも例外ではない ?ハンセン病隔離政策 ?ダイオキシン騒ぎ… ハンガリーの女性科学者トスさん (Toth, Eszter RAD Laboratory,
National Center for Public Health)は事故当時 啓蒙に努めハンガリー国内では公 式にはチェルノブイリ事故による人 工中絶は無かったと言われている。 【こちらも是非ご覧ください】 政府インターネットテレビ http://nettv.gov- online.go.jp/prg/prg11536.html ?t=115&a=1 福島事故の場合、国や県、県立 福島医科大学、医師の方が連携 し、啓蒙に努めた結果、2014年 の福島県の出生率は東日本一 に!
192.
192 ご清聴ありがとうございました。 今回の機会を頂戴しました小野塚さまには改めてお礼申し上げます。 この資料は下記からもご覧いただけます。 『本編』 http://www.slideshare.net/FusajiHayasaka/20160126-57403310 『地球物理学』 http://www.slideshare.net/FusajiHayasaka/20160126-57397761