第5回日本医疗教授システム学会 経験学习と対话のある
- 3. ? 人間の能力は、客観的知識だけでは機能しない。 ? 事実の存在する状況とともに、意味づけすることで人間 の行動として機能する。 ? 基礎教育では基本的知識（客観的知識：国家試験で 測定できるもの）を学んでいる。 ? これだけでは臨床実践できない。それらの意味を理解 する学習が必要。 ? では、どうする？ 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 5. ? 患者さんの治療?療養の場 ? 医療者がそれぞれの専門性のもとに医療を実践する場 ? 医療者が実践を通して学ぶ機会を提供している場 ? 患者?家族（患者の関係者）、多職者が多様に関わる場 ? 多職者???同僚、先輩、後輩、上司、部下、チームメンバー 医療者の職場 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 6. 具体 的な 経験 振り 返り 概念 化 新し い計 画 経 験 学 習 ? 実践を通した学び ? 教材は医療の実践 ? 実践から効果的に学ぶ仕組み ? 効果的な経験学習 医療者の職場を活かした学習 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 7. ? 専門職者を育成するために、人間と専門実践力の育成 ? P.ベナー 「看護師として（実践を）振り返ることで、看護師 になっていく」 ? R.クルーズ「専門家のアイデンティは、経験と経験の省察 の長期間の積み重ねから生じる」 経験に着目する理由 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 9. ? 基礎知識→状況に応じて使う ? このためには、基礎知識がどの様な使われ方をするかを知る必要が ある。 ? （採血をする）教科書に書いてある以外のことが行われている。 ? このことは、行っている人にしか分からない意味がある。 ? 人と自分の違いを知る。 ? なんで違うのか考える ? 聴くしか方法がない。 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 13. 臨床実践 経験学習としての体験 振り返る 体験の中から意味を見出す 概念化 体験の意味を転用可能な自己知識化 新たな実践 自己の学びを用いたレベルの上がった実践 経験学習としての体験 経験学習力≒内省力≒メタ認知力 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 14. 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 15. それぞれの場面でどのような コミュニケーションがあるのか？ 会話 ? 親しい人同士のおしゃべり 対話 ? 異なる価値観などをすり合わせ る行為 目的あり目的なし 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 21. この目的を軸にし た意味の確認作業 過程で、 なんで？では？そ うなったら？そう か！やっぱり！ 自分の納得 マイセオリーの 構築 私の経験知 経験学習の進行 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子
- 29. ? 知識?技術を実践という状況の中に織り込む ? 客観的な基礎知識を実践の文脈の中に落とし込む ? どんなに教科書を読んでも触れることのできない現実 を造る状況（実践の過程?時間の経過）を感じ取り、自 分の考えに織りこむことで、学習する。 職場の対話に期待すること 獨協医科大学越谷病院 浅香えみ子